敏感(過敏)さと鈍感さ(2)~体・心からの微弱なシグナル~

前回に引き続き、発達障害者の「鈍感さ」について考えてみました。
前回の記事では、複数の方から「感じていても、自分が間違っていると思って押し込めている」、「傷付けられて、本来の感受性を大幅に押さえ込んでいた」といったコメントをいただきました。まわりからの抑圧の大きさをひしひしと感じています。

さて今回は、前回の後半で取り上げた、「感じていても意識(自覚)することが出来ない」特性(感受性と自覚のギャップ)について掘り下げます。
(ここでは、「意識」と「自覚」という2つの言葉を使っていますが、特に区別していませんので、ここからは「自覚」と記すことにします)

あくまでも私のケースですが、前述の私の記事「感受性の豊かさと、その感情を自覚することの困難さ~お友達のブログより~」の中でも触れたとおり、自覚できなくとも自分自身をコントロールしている部分があるようです。ごく日常の、歩く、物に触れるといった動作などでのことです。
心理学では、自覚できるのは氷山の一角で、無意識の領域の方が圧倒的に広いと言われているかと思います。単にそれだけのことかもしれません。
でも、今回はひとつ仮説を立ててみました。「自覚出来ないのでなく、自覚の仕方が定型発達者とは異なるのではないか」と。まわりから定型者と同じ自覚の方法を求められるため、自覚出来ないとされてしまっているのではないかと。
定型者にとって、自覚とは多くの場合言語化を指すかと思います。それと比べると、この仮説は無意識に含まれるものかもしれません。でも、芸術、科学、スポーツ、政治などいろんな分野で活躍する発達障害者の存在を考えると、「定型者と違う『自覚』があり、その結果それぞれの分野で才能を発揮出来る」と考えることも可能ではないでしょうか。

いずれにしても、体・心から発信されているシグナルは微弱で繊細なものでしょう。シグナルを拾うには、言葉では「自分の体・心を信じる」「耳を澄ます」となるのでしょうが、多くの発達障害者はまわりから抑圧され、自尊感情を奪われてしまっており、この微弱なシグナルを拾うことがなおさら困難な状況です。

さて、その微弱なシグナルを拾い、『自覚』出来るのか、、、次回は、そのあたりを何とか展開したいところですが、正直、非常に難しいテーマです。書けるかどうかわかりません。
ただ、「自分は自覚の仕方が人と違うんだ」と考えるようになって、私はかなり楽になりました。

抽象的な話になりましたが、意見お待ちしています。

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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

コメント

No title

まささん、おはようございます^^

読んでていろいろ考えさせられることあります。
うまく文章にできなくてなかなかコメできずにいましたが、
とても興味深く読ませて頂いてます。(´∀`)




Re: さとんさん

さとんさん、お待ちしておりました。いらっしゃい。
私のブログは、「自転車」「日常の出来事」の写真記事から入るのが「お作法」ですよ。(笑)
佐世保の写真、見つかりました?
わからないことろは、何でも聞いてくださいね。何の遠慮もいりません。
どの記事も、言いたいことは簡単なのです。「あ、そんな感じ方、考え方もあるんだ」と受け止めてほしいだけ。多数派が正しい、という考えを一旦横に置いて。
またいらしてくださいね。「風」の仲間として、今後ともよろしくです。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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