自分のこと、リアル友達にもオープンにしています

自分の発達障害のこと、リアル友達にもオープンにしています。自転車、演劇、フェルデンクライスなどの仲間に。(職場を除く)
今回は、このブログを読まれているリアル友達の方々へ、いつもうまく伝えられないことを伝えたくて記事にしました。
オープンにしたのは、決して、特別に何かしてほしいためではありません。今まで通りでいいんです。ただ、ひとつだけお願いがあります。
そう見えないかもしれませんが、私は、多くの人にとって当たり前のことが出来なかったり、逆に多くの人が苦戦することがあっさり出来たりするんです。例えば、「好きなものを選んで」と言われても選べないとか、逆に手先が器用とか論理的な考え方が得意とか。
特に、「好き」「嫌い」などの主観的な感覚が、多くの人と異なるようなのです。このずれは、多くの人に違和感を与えます。小さい頃には、これがいじめられる原因になるわけです。今は、いろんなことに隠れてわかりにくくなっていますが、根っこは変わりません。
ここからはお願いです。違和感を感じたとき、「普通ならこうするのに」でなく、「あ、こういう表現をする人もいるんだ」「こう感じる人もいるんだ」ととらえてほしいのです。
多くの人と違っても、私なりに感じ、考えたことなのです。今までの枠をちょっとだけ外して私を見てもらえれば、それで十分なのです。それだけで、私は息がしやすくなります。
歴史上の人物も含め、有名人にアスペルガーではないかと言われている人がたくさんいます。多数派と違った視点、考えの出来る人が、人類の歴史の中で必要だったのではないかと思うことさえあります。
お互い、違うことで何か新たな発見、学びがあるかもしれません。

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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

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オープンにしてゆく事の重要さ

私の場合は、今まで両親から「自分の障害や発育歴をみんなに公開すると自分自身の人生が非常に不利になって行く。だから、その事を言うな!。」と言われ続けていました。
そのため、自分自身の学歴や学習環境、就職環境には表向き円滑な適用は出来てはいたものの、実際はそこでの組織内でいじめにあったり、劣悪な仕事をされられたりする等して、苦痛の連続でした。そこでは既に自分自身が「変人扱い」されていたのです。その状況下では、自分自身の障害を隠す訳には行かなくなりました。その一方で「自分は自閉的傾向がある。考えている事・望んでいる事・知的能力は一般健常者と余り変わらない。しかし、表現方法が普通の人達と違うので、どうしても誤解を受けてしまう。その点で大きな損害を受けている。」との気持ちで一杯でした。
やがて「この様なストレスを溜めてしまうと、ろくな事はない。こうなれば、自分自身の障害をカムアウトし、それらをばねにして頑張ってやる!。」との気持ちに変わりました。
こうして行けば、いじめ対策や周囲とのトラブル対策にも成りうると思いました。
以上の様に、自分自身の障害を出来るだけオープンにして行った方が最終的に良いと思っています。

Re: オープンにしてゆく事の重要さ

たもっちさん、私は職場では言っていないように、不利になることも想定しています。オープンにしているとはいえ、カミングアウトはかなり慎重です。
「普通」とちょっと違うだけで「変人扱い」、理不尽でつらいですね。そう、それでストレスになるくらいなら言ってしまおうと思った点は、私も同じです。といっても、私が自分のアスペルガーを知ったのは1年前のこと。それ以降の話ですが、、、
十人にひとりくらいは、発達障害に興味を持ってくれます。オープンにした意味が十分にあったと思っています。

責任がある場では……

私は本名でアスペルガーのパネルディスカッションに出たことがありまして、私生活のほうでは学校で支援を頂いたりレポートのネタにしたり(笑)などまったくオープンにして過ごしております。
ですが、遊びの場であるネットでは、これまで、隠してきたわけではないのですが避けてきました。
色々理由はあるのですが、ひとことで言えば、
私が遊んでいるところの管理人が、私だから、なのですよね。
多くの人にサービスを提供して、楽しんでいる様子を見ることが私の楽しみになるので、それを妨げるような材料は極力隠しておきたいのです。
ただ、自分の特性のおかげでその人達に迷惑を掛けることも勿論あって、オープンにしたほうがお互い幸せなんじゃないか、という気持ちもあります。ありますが……。
とりあえず折衷案は、障害の名を伏せて特性について説明する努力をしてみる、といったところですね。

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Re: 責任がある場では……

紫嶋桜花さん
トラックバックありがとうございます。
私の場合、自分の感受性をフルに使うフェルデンクライスでは、人との感受性の違いを先生や他の受講生に知っておいてもらいたく、積極的にオープンにしています。
演劇、自転車は、オープンにしなくても何とかなる場ですが、結果としてわかってもらえる人ができたので、オープンにしてよかったと思っています。
なお、その説明にこのブログを使っているので、私にとってここは「まじめな場」(「責任がある場」までは言えません)になります。
このブログ、遊びの場とごっちゃになってはいますが、きっと読まれる方に取捨選択いただけるものと思っています。
先に障害の名前を出すと、本やネットで一般的に書かれていることでとらえられてしまうので、障害の名を伏せて説明することも有効ですね。私の場合、ここで趣味の場面での私を書くことで、一般論でなく私自身の姿を見てもらおうとしています。

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まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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