フェルデンクライス講習会メモ(1)

今回のフェルデンクライス指導者養成コースも、既に中盤戦。ちょっと疲れ気味ですが、何とか通っています。前回(1月)と同じく片道2時間の自転車通学の日もあります。
講習会の詳しい内容には触れませんが、記憶に残ったことを少し記しました。
フェルデンクライス・メソッドが機軸に置くのは、新たなことの経験による脳の発達。ボディワークですので、日常では経験しない体の動かし方を経験することによる学習です。ちなみに本メソッドでは、無理な体の動かし方はしませんのでご安心を。
学習(発達)をテーマにしていますので、発達障害のことも出てきます。ただしここでは、自閉圏だけでなく、身体的な発達も含む幅広いものになります。
このテーマの授業で印象に残ったのは、「レッスンから何を学習するかは、すべて本人に委ねられている」という点。なお、本人は乳幼児であったりもします。
本メソッドは、指導者が何かを教えるというものでなく、本人がレッスンを通じて必要とするものを学び取ることが基本で、上記もその流れに沿ったものに過ぎません。あくまでも主体は受ける本人にあります。「人並みの能力を身に付けてほしい」(遅れを取り戻してほしい)と思う障害児の親御さんにとっては、がっかりかもしれません。
しかし、先に「人並みありき」でなく、ひとりひとりのポテンシャルを引き出すことが大切なのは、私たち発達障害者から見れば自明のことでしょう。
フェルデンクライス・メソッドの、発達障害との関連の大きさを改めて感じた授業でした。

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まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
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