初めてのケータイ(モバイル編)

何と私は、この2009年になるまで、一度も自分の携帯電話を持ったことがなかった。
「ケータイに頼ると、頭を使わなくなる」と、ずっと思っていた。待ち合わせでひとり連絡が取れなくても、「ケータイに頼る方がおかしい」と。私のこだわり(=アスペルガー特性)ゆえか。
でも、この考えは今も決して間違っていないと思っている。
さて、そういう難しい話は置いておいて、とうとう持つことにしたケータイの奮戦記を書いてみました。気軽に笑ってやってください。
電話会社は決めていたので、ある携帯電話ショップで、店員に「新規ですけど」と一言。
私が「電話機の引き渡しまでどういう流れになるのですか?」と聞くと、店員は「?」という顔。そう、私はその場で引き渡されるとは思っていませんでした。
料金体系を聞き、「こんなに金がかかるものなのだ」とびっくり。特にパケット代。私は、この分を今まで自転車関連に当ててきたわけだ。
手続きが完了し、箱から出された電話機を「どうぞ」と説明もなく渡されたが、さてどうやって使うのやら。ま、会社でも内線PHSを持たされているので、かける/切るくらいは知っているからいいかと、何も聞かずに店を出る。帰りに、安いマイクロSDカードを購入。
第一の難関は、メールの送受信。この今まで、私はテンキーでの文字の打ち方を知らなかった。私にとって、「キー」とはこれのこと(電鍵[でんけん]と呼びます)。モールスなら、アルファベット(欧文)もカタカナ(和文)も打てます。(場違いな写真でスミマセン。アマチュア無線家にとっては、電鍵には思い入れがあるので、、、)
電鍵

何とかひらがなは打てた。漢字変換も何とか出来た。でも、表示のタイミングが遅れるのか、ひとつたたき過ぎてしまう。苦戦しながらも、ちょっとずつ慣れてきた。
次は、句読点は? アルファベットを打つには? 改行は? いくつもの疑問が。取説とにらめっこして、何とかそれぞれのキーを見つける。
メールアドレスを、と思っていたら、どうやら同一電話会社間なら電話番号でもメールのやり取りが出来るらしい。PCメールに慣れた者にとっては何か落ち着かないが、出来るんだからいいかと納得。
写真は、何とか撮れた。メール添付には、きっとサイズは240*320だろうと、その設定にして撮影。写りが今ひとつすっきりしないが、レンズの大きさを考えればそんなものだろうと、これも納得。
早速出先から写真付きメールを発信。自転車早朝練の途中でも発信、相手を朝の6時にたたき起こしてしまった。モバイルは今までなかった経験、結構楽しいかも。
そういうわけで、ゆっくりだけど、1週間足らずで何とか基本操作は出来るようになってきた。「もう手放せない」とは思わないけど、あればお遊びできるな、と。

自転車で走りに行ったときに撮ったものをいくつか載せました。快晴の昼間だとそこそこ写ります。
ケータイ清坂峠

こちらは早朝の菜の花。夜明け頃の明るさだと、ちょっと苦しいかな。
早朝練菜の花

同じく早朝に撮影。ソメイヨシノより先に咲く桜。ちゃんとしたデジカメとの比較は酷だろう。「写るからよし」と。
早朝練桜1

というわけで、とうとう私のケータイ生活が始まったのでした。
こういう日常の出来事に、意外と私のアスペルガー特性が表れるのではと思い、記事にしてみました。よかったらお付き合いください。「あ、やっぱり」と思うことがありましたら、コメントいただけるとうれしいです。
「初めてのケータイ」、2部構成の予定です。次はPCとの接続奮戦記を予定しています。

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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

コメント

No title

携帯デビューおめでとうございますe-460

>「ケータイに頼る方がおかしい」

と、ここで、「ふ~ん、なるほど。まささん、自分でもこだわっていると感じているんだ。へえ~。」と思いました。

で、

>この考えは今も決して間違っていないと思っている。

「おお、そこまで言うかe-454」と思いました。
私、そこまで言う人、大好きなんです。

間もなく、携帯をより有効に使いこなせる日が来るでしょう。
それでも、やはり、「携帯に頼るほうがおかしい」と主張するのかどうかが知りたいです。

写真もなかなか綺麗に取れていますよ。

それはそれは…いつでも使い方教えて差し上げますよ。携帯のメアドも出来れば教えてくださいな

No title

こんにちは。
climbmasaさんのことですから
操作もあっという間に覚えてしまわれることでしょう。

ふだん自転車で走っていらっしゃる所の風景(?)
写真があると、わかりやすいですね。

「電鍵」初めてみました。

No title

大阪オフ会でお会いした時に、「ケータイを持っていないので」
と私のケータイに公衆電話で電話をかけてきたまささん。

ケータイデビューしたのですね♪

一体、どういった心境の変化があったのかな?

Re: AGさん

このこだわりには、自分なりに大きな理由を付けています。
私は、ケータイに象徴される「何でもすぐ手に入る」環境が、「学力低下」「理科離れ」を引き起こしたと思っています。つまり、この環境が人の成長を大きく妨げていると考えています。私のこだわりは、安直な方向に流れる(=最後には自分たちの首を絞める)社会の流れへの抵抗でもあると位置付けています。
私が理科好きなのは、わからないことを確かめようと試行錯誤するのが好きだから。この記事で少し触れたアマチュア無線は、その試行錯誤の面白さを最も味わえる趣味なのです。世界を相手に、自分の技術や工夫で、通信できる可能性を探るわけです。かなりの知識、技術、そして研究心を必要とします。モールスも、その重要な通信技術です。
それに対し、ケータイはまったくの対極です。「通信できて当たり前」ですから。
決して、ケータイだけが問題なのではないです。最初に書いたとおり、今はいろんな場面で、自分で考える(=楽しみながら成長する)機会が奪われていますよね。すごく悲しいことです。そしてこれは、今の社会がギクシャクしている原因のひとつでもあると思っています。
長くなりました。別途ひとつの記事にした方がいいかもしれませんね。
私のこだわり、何となくわかってもらえたでしょうか。

Re: みなみさん

私はいろいろこだわりを持っていますが、とりあえず使い方(必殺技?)を教えてください。あとでメールしますね。

Re: Reikoさん

そうですね、基本動作はすぐにわかりました。
使い方をどのように展開していくかは、後編をお楽しみに。
そう、自転車で走るところはたいてい山の中です。景色を楽しみながらが基本です。
「電鍵」、古い映画などで見ることあるでしょ、左側のものは。
正確には、「縦振り電鍵」といいます。
右側は、ちょっと特殊なものです。でも、今はこっちを使う人の方が多いかな。後ろの箱も含めて、俗に「エレキー」と呼ばれているものです。

Re: ぽこさん

ま、一度は持ってみてもいいかな、と。
知らずに自分のこだわりを説くのもどうかと。
今も、公衆電話が基本と考えていますよ。少なくなりましたが、、、

No title

climbmasaさん
古い映画(戦争物)を見ていても、
「縦振り電鍵」までは見ていないなあ。
指でカチャカチャしているのは知ってるし
それで通信しているのも画面からわかりますが。
(たとえ同じ映画を見ていても、
人によって見るところは違う、ということですね)

今回の記事とコメントのやりとりで
一番おもしろかったのは、
写真に映っている機械が実は「2台」なんだ
ということがわかったことですね。
「縦振り電鍵」「エレキー」の2種類。

写真に写っている箱、3つまとめて使うものなんだろう
と思い込んでいましたから。

では、また。

No title

masaさんのこだわり、よくわかりました。
確かに、例えば、携帯一つ取っても、良し悪しありますものね。
多くの人が、それに気付いているでしょう。
ただ、そこまで、こだわりも持たずに、利便性を追求してしまうのが世の常ですから、やはり、誰かが、「ちょっと待って。それって・・・。」と一声掛けてくれるのは有難いことだと思います。

Re: Reikoさん

なるほど、確かに。
たたいている人までは見ていても、その先までは意識がいかないのが普通でしょう。「どんなキー使っているんだろう」と見るのは、私たちマニアだけです。
そう、説明すると長くなるので書きませんでしたが、あの写真は「2台」のキーです。エレキーは、手前の「パドル」(マニュピレーターとも呼びます)と、後ろの箱「エレクトリックキーヤー」のセットで動作します。
「パドル」は、名前の通り羽根が2枚。羽根は左右別々に動きます。親指と、人差し指(または中指)で、はさむように軽くたたきます。2枚の羽根がそれぞれ長点、短点を受け持ち、後ろの「キーヤー」が符号を整えてくれます。なかなかの優れもので、何時間たたいていても平気です。
さて質問、パドルを左右同時に押さえると、どんな符号が出るでしょう?

Re: AGさん

そう、多くの人が「何か失われつつある」ということに気付いていると思います。また、「時代のツール」を使いこなしながらも、自分の「技」を何らかの形で守り続けている人も、少なくないと思います。
でも、「ちょっと待って、それ」という存在も、社会にはなくてはならないと思っています。
待ち合わせで、「どうしたんだろう」って思いをはせる時間、私はとても貴重だと思います。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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