私のアスペルガー特性について-「共感性の欠如」

今回は、私のアスペルガー特性について考察してみた。
私は、カテゴリの「自己紹介」のとおり、絵と作文(特に読書感想文)が苦手、理科系は好き。
文学作品などの「活字の奥にあるもの」をイメージできないから、感想を書くことが出来ないのであろう。ここに、私のアスペルガー特性がはっきり表れている。
友人に、「こんなところにアスペルガーについて書いてあったよ」って教えてもらった。
「共感」という言葉。
最後に、「稀に共感性の欠如した人がいるが、アスペルガー症候群の代表的な特徴とされる。」と書かれている。
さらに、「通常は、人間に本能的に備わっているものであり」とある。
「活字の奥にあるもの」をイメージするには、言うまでもなく「共感」が必要。自分の特性は、まさにこれだ。
このようにも書かれていた。「友人になったきっかけは、『何となく』であることが多いが、『何となく』の本性は、共感性である。」
確かに、今まで「何となく」友人となった人はいない気がする。

今になって、「共感性の欠如」という特性がわかった。小学校の国語のレベルにも達していないかもしれない。
私がブログを書き続けることに問題ない。しかし、相手に「共感」できない私が、ブログでコミュニケーションを図ることは無理なのかもしれない。ここには「活字」しかないのだから。
また、そんな者が、定型者との橋渡し役として、仲間をつくり、社会へ向かおうとしていたとは、、、
自分が進む方向、自分の位置付けに迷っています。

*コメントいただけるようでしたら、手厳しい意見や今後につながるアドバイスを期待しています。

テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

コメント

共感について

くらいむまささんは、北朝鮮の拉致問題に怒りを感じたり、戦争は良くないと思ったり、平和な世の中がいいとは感じないのですか?

私はBBとこの類の話で盛り上がり、共感しているものと思っていました。

お互い、感じるところが違っても、感じることが出来るのなら、オーバーラップする共感部分もあると思うのですが・・・

また、お互いの違う感じ方を認識したところにも共感があるのではないでしょうか?

私の考えが根本的に間違っているのでしょうか?

くらいむまささんは、余りトラウマやパニックを感じないようですし、今回は自ら厳しい意見を求めていらっしゃる。

そんな点からも、橋渡しは適役だと思われるのですが。

私は仲良くしたい人たちと仲良くしたいだけなのですが・・・


そういう奴らも共感できてない

最近共感にかかわる記事書きました.

共感できない人に共感できない人のことを気にすることはないんでは.ただし,問題は彼らが自分の共感性の欠如ゆえ,こちらの共感性の欠如を攻撃して来ることですが.困ったもんだ.笑

>第1級アマチュア無線技士

すごい.和文モールス覚えたんですね.ボクは2級までで挫折しました.

Re: 共感について

AGさん
辛口コメントの口火を切っていただき(大げさかな(笑))、ありがとうございます。
私自身のことで言うと、社会の中で少数派に当たる人たちと一緒に活動したり、劇団や自転車チームの中で、起こった問題を一緒に考えたりと、「共感」なしには考えられない関わりも経験しています。
恐らく、私の「共感」には、普通より強く共感する部分、共感できない部分と、非常に複雑な構図があるのではと想像しています。その例として、文章で表された「その人の気持ち」への共感が苦手なわけです。
(「苦手」といっても、「読み取れないのでなく、無意識に何かを避けているのかもしれない」との意見もあります。)
よって、BBさんとはお互い共感を持って関わっていると思いますよ。
「橋渡し役」については、あきらめていませんが、自分のことを知って進めるないと、思わぬトラブルを起こしかねないので、やはり「足元を固めて」が大切と感じています。特にネットは「文章の世界」ですから。

Re: そういう奴らも共感できてない

平凡助教授さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
定型、非定型に関係なく、「共感」は相互関係の問題と思いますし、多数派と違う「共感」を持ったことで「共感できない」とされるのも、間違いだと思っています。
でも、自分の弱点は知っておいて損はないと思っています。小説や文学作品は明らかに苦手ですので。
これからもよろしくです。
p.s.
> 第1級アマチュア無線技士
今は、和文電信(モールス)の試験がなくなって久しいですし、国際ルールに従ってゆっくりした速度の受信試験のみのようですが、私のときは、送信試験があった最後の試験でした。

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囚われ過ぎでは・・・

こんにちは!
手厳しい意見でもOKとのことなので、正直に言います。(愛を込めて(笑))

まささんは、「アスペルガー症候群=共感性の欠如」という言葉に、囚われ過ぎだと思います。
そもそも、「共感」という言葉の定義は、そんなに簡単でもありません。
私もちょうど記事にしようかと思っていたのですが、ここで簡単に説明は出来ません。

まささんの「共感」が何を指しているのかは、具体的には分かりませんが、まぁ大体において人は、なんとなく曖昧に捉えているぐらいだと思います。

アスペルガーであっても、共感能力はあると思います。
また、0か100でもないと思います。

感想文の件に関しては、共感力もあるかもしれませんが、考え方や捉え方(視点)が少数派である、という理由も考えられると思います。

話すと長くなってしまうので、この辺で止めておきますが、私から見ると、まささんは共感能力はお持ちのように見えますよ~。

ちなみに、犯罪者などでも共感能力は低いとされています。
乳幼児期の育て方などによっても、大分変わるそうです。

(言い方がキツかったらすみません。m(_ _)m)

Re: 鍵さん

コメントありがとうございます。
一般的な話に展開するのが難しいので、、、かいつまんでお返事を。
もけさんが書かれている通り、「0か100か」でなく、「共感のでこぼこ」があるのでしょうね、私たちアスペルガー当事者は。
それと、多くの場合、「共感してもらえなかった」という経験(後天的要因)があるはずなので、それゆえ表現がきつくなる面もあるのでしょう。
私のでこぼこは、やはり「文章の世界」です。でも、いろんな経験を通して、少しずつ学ぶ(自分が持っている共感と結びつける)ことも出来るかもしれないと思っています。
抽象的な表現ですみません。

Re: 囚われ過ぎでは・・・

もけさんの愛、受け止められるかな。
「共感」という言葉の定義、確かに簡単ではないと思います。「何となく」だけではないと思っています。
先のコメント返信でも触れましたが、やはりいろんな共感の「でこぼこ」なのでしょう。でも、「ぼこ」があることも確かだと思っています。「多数派と違う共感を持つ」という相対的な関係もありますが。
そして、これは固定的ではなく、まわりとの関係(経験)によってどんどん変わり得る(成長する)ものだと思っています。のけ者にされ、成長する機会を奪われることが、最もあってはならないことと思います。
もけさんの関連記事、楽しみにしていますよ。

どうも、すみません。

うわ~、私やっちゃいましたかね。
まささん、お気を悪くされていたら、どうもすみません m(_ _;)m
手厳しい意見を、と書かれておられたので、調子こいて書き過ぎちゃいました。
えっと、受け止めなくていいですよ~(汗)
やっぱ、私ってばもうちょっと慎重になった(控えた)方がいいですね。
うぅ・・・ほんとすみません。反省。。。

しかし、この手の話題は、こういう場ではやりにくいですね。
言葉が足りなくて、判断が難しいです。

つまり、まささんの考えておられる共感に関しての内容を、私はきちんと把握出来ておりません。
コメントを見て、少し分かったようにも思いましたが、まだよく分かりません。

これから、まささんが発する言葉を、また少しずつ吟味させて頂いて、私なりに感じたいと思います。
ちなみに、私の共感に関する記事は、共感がメインになる予定ではないので、ご期待に沿えないかもしれません。
それと、私も小説や感想文は苦手だったりします・・・。

「まわりとの関係(経験)によってどんどん変わり得る(成長する)ものだ」の部分は、全く同感です。
あと、私が言うのも何なのですが、まささんは、私の記事にも前に共感して下さったように思いますし、たとえ凸凹があろうとも、共感能力はおありだと思いますので、もし分からない時は周りに聞いてみたりなどすれば、そんなに心配されなくても大丈夫かと思いますよ。
まささんの今後のご活躍を祈っております。

Re: どうも、すみません。

もけさん
こちらこそまぎらわしい書き方で申し訳ない。「受け止めたよ」というのもおこがましい気がして、疑問形にした次第です。まったくご心配なく。
「もけパワー」全開で来てくださいよ。もけさんの big love 受け止めますよ。
先ほどまで、昨日に続き「ハートをつなごう」(NHK教育)を観ていました。身につまされる思いにちょっと重くなっていましたが、同時に「まわりとの関係によってどんどん変わり得る」ことも確信しました。多数派に合わせる、という意味でなく。そこでも、お互いの共感があってこそでしょう。
もちろん、私も同じ。多くの人に助けられて今の私があります。
あ、抽象的な話ばかりですが、公開の場なのでご容赦を。
次は必ず「全開」ですよ。

仲良くしたい

まささん、私がブログを開設して5日という時にコメントして
下さいましたね。

その日の訪問者は、1日で6人でした。

毎日書いても10人に満たず、まささんのコメントが本当に
嬉しく思いました。
その後も毎日、訪問して下さり訪問者、増えましたか?と
心配して下さいました。

どれだけ心強かったことか・・・。

私は、そういうまささんが、共感できていない人と思えないのです。
まささんがよくおっしゃる「感性」の違いはあるのかもしれません。

でも、人としての温かさはまささんにあります。
私のAS仲間は、みんな優しいし、心があります。(断言)

AGさんと同じ、仲良くしたい人達と私は仲良くしたいだけです。

テルにも何度も言っています。
「仲良くしたい」・・・と。

Re: 仲良くしたい

ぽこさん
そう、ブログ同期でしたね。このテーマに一緒に向き合える仲間として関わりが始まったこと、思い出しました。ありがとう。
ASに限らず、少数派には「やさしさ」があると思っています。私がいろんな少数派に関わってきたのは、そのやさしさに出会いたかったのかもしれません。
「やさしさ」「感性」「共感」、、、当然のことだろうけど、心の動きは、いろんなことが重なり合って起こるのでしょうね。
少し元気になってきました。ありがとう。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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