発達障害は普通のものか特別なものか(6)-今は失敗が許されない社会?

飛び飛び連載「発達障害は普通のものか特別なものか」6回目です。

先日、知人から聞いたことです。
「今の中学・高校の先生が一番困っていることは、生徒が失敗をひどく恐れてしまうこと。」
ちょっとした失敗にも、すぐ落ち込んでしまうとのこと。
その知人は、まず「失敗の勧め」をするそうです。

子どもたちに限ったことではないでしょう。私の職場を見ると一目瞭然です。
いい大人が、失敗を隠すどころか、あとで失敗が見つからないように、あらかじめ文書に残そうとしません。それも、上級職ほどその傾向が強いのです。
子どもたちは、そのあおりを受けてしまっていると考える方が自然でしょう。

近年そうなってきた原因はいろいろ考えられますが(コンピュータ化、マニュアル化によって、結果やそのプロセスに自由度がなくなってきたなど)、今回はそこに深入りしません。
ただし、ここではこの現象を「何か理由があって起こっている」と考えます。
仮説を立ててみます。
失敗しない=そつなくこなす。近年の傾向は、そつなくこなす人が優位に立ちやすいと考えていいでしょう。
そつなくこなすことが得意なのは、おおむね定型発達者。その対極にいるのが発達障害者、特にADHD特性を持った人でしょう。
つまり、定型発達者がこの傾向を利用して優位に立っている、という考え方も出来なくないわけです。
みなさんのまわりにも、これが当てはまりませんか?

さて、私はどうか?
「ラジオ少年」だった私は、電子工作を通して、小さい失敗を繰り返すことで解決力を身に付けていくことを、経験的に学んできました。小さな失敗が大きな事故を防ぐことも。
失敗しないことは、とても危険なのです。
近年の傾向に対し、私ははっきり「おかしい」と言うことが出来ます。

今回はここまでです。結論はありません。あとは、みなさんの考えに委ねたいと思います。
この連載、まだまだいろんな事例の検証が続きます。

ブログ村のランキングに参加しています。今回もぜひ押して行ってください。
(ブログ左サイドの各ランキングバナーのクリックもよろしくです。)
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
こちらへもどうぞ。
にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村

ついでに、お立ち寄りのしるしとして「拍手」にも一押しよろしくです。

テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

コメント

No title

今回のブログを読んで、まささんの気持ちが伝わってきました。

Re: いしさん

うれしいですね。結論はなくても、この記事にはいろんな思いが詰まっています。
今後もいろんな事例を検証していきます。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

最新記事
カテゴリ
プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
ランキングの応援よろしくです
各ブログランキングに参加しています。1日1回クリックを!
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ
ぽちっと押してやってください。
FC2カウンター
メールフォーム
お便りはこちらからどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文: