【緊急提言】今こそ内と外を分ける文化から脱却を!-いじめ事件報道を見て

今こそ、内と外を分ける文化から脱却を!
連日の中学生いじめ事件報道に対する私の提言です。
いじめは、「内と外」を分ける文化そのもの。私は、この文化からの脱却なしにいじめ問題の解決はないと考えます。

学校で起こったであろうことは、その中にいた人たちの「内と外」。
その上、事件が明るみに出るまでの9ヶ月は、学校・市教委が「内」、被害者側は「外」にされ続けたわけです。
ところが、学校や市教委の情報隠しが発覚した途端、社会は自分たちを「内」、学校・市教委を「外」に放り出したのです。
何重にも重なった「内と外」、これこそが「いじめの構造」ではないでしょうか。事件に直接関与しない私たちまでもが、いじめの構造を助長しているわけです。
私たちがすべきことは、「内と外」に加担することでなく、「内と外」からの脱却であるはずです。

それに必要なのは、相手を尊重すること。自分と異なる他者の存在を、いかなる場合も尊重するという、当たり前のことです。これがすべてかもしれません。

堀川ひとみさんのブログ記事「いじめられっことして言わせてもらえば・・・」(2012年7月16日)では、上記の現象を「いじめの応酬」(いじめをいじめで返しているにすぎない)と呼び、さらに「心のケアは、(加害者、被害者の)両者に必要だったのだと思います。」と記しています。
私は、この意見に強く賛同します。

誰もバカにされない社会に変えていくこと、私たちから始めませんか!

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
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