風を感じて
いろんな風を感じて生きています。
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「内と外」を分ける現代の「ムラ社会」構造を記したサイトを紹介します
今年5月から書きかけで止まっている「内と外」記事。
関連記事:「内と外」を分けない関係とは?(2011年5月28日)
「内と外」関連記事まで今しばらくお待ちください(2011年7月25日)
最近、そのヒントとなる記事を見つけましたので、紹介します。
ビジネス書で有名なダイヤモンド社のサイト「ダイヤモンド・オンライン」にあったものです。
(商用サイトなので無断転載禁止ですが、リンク可となっています)
「現代人に突きつけられた「うつ」というメッセージを読み解く」の連載第10回
「自己主張」で排除されてしまう―周りに「どう思われるか」ばかり気にする「ムラ的共同体」(2010年2月4日)
精神科医の泉谷閑示さんが書かれたものです。
ここに、私が使っているキーワードがそのままあったのです。「ムラ的共同体」(ムラ社会)、「タテ社会」「うちとそと」。
特に、ムラ的共同体=タテ社会、と明確に示されています。ムラの「うち」と「そと」(排外主義)だけでなく、ムラ内部にもタテの構造(同質性の強要)があることを示唆しています。
そして、今の日本が、表面上は「個人主義」を装っていても、そのその内実は「ムラ的共同体」のままであるという、「奇妙な二重構造」を取っているという点は、まさに私が言葉にしたかったことです。
この二重構造は、非常に見えにくく、またこれを使いこなせる人が「世渡り上手」なのでしょう。発達障害的に言うと、「定型者はこれを使いこなしている」となるのでしょう。
さて、「ムラ的共同体」に問題はあるのでしょうか。単に発達障害者が排除されると言う問題だけなのでしょうか。
私は違うと思います。同質性の強要、つまり共同体の中をうまく渡っている人も、すごいストレスを抱えているわけです。その上、変化を好まない=進歩がないわけです。言い換えれば、楽しみがないのです。
しかし、その人たちは、たいてい「ムラ」の存在に気付いていません。「個人主義」の社会ですから。
ある意味、日本の病理はここにあると言っていいのではないでしょうか。
「現代人に突きつけられた「うつ」というメッセージを読み解く」は、12回に分かれています。
「うつ」がテーマですが、著者の目は明らかに「本人」でなく「まわり」に向いています。
他の回にも、興味深い記事がたくさんあります。よかったらぜひ。
泉谷閑示さんの著書です。
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「自己主張」で排除されてしまう―周りに「どう思われるか」ばかり気にする「ムラ的共同体」(2010年2月4日)
精神科医の泉谷閑示さんが書かれたものです。
ここに、私が使っているキーワードがそのままあったのです。「ムラ的共同体」(ムラ社会)、「タテ社会」「うちとそと」。
特に、ムラ的共同体=タテ社会、と明確に示されています。ムラの「うち」と「そと」(排外主義)だけでなく、ムラ内部にもタテの構造(同質性の強要)があることを示唆しています。
そして、今の日本が、表面上は「個人主義」を装っていても、そのその内実は「ムラ的共同体」のままであるという、「奇妙な二重構造」を取っているという点は、まさに私が言葉にしたかったことです。
この二重構造は、非常に見えにくく、またこれを使いこなせる人が「世渡り上手」なのでしょう。発達障害的に言うと、「定型者はこれを使いこなしている」となるのでしょう。
さて、「ムラ的共同体」に問題はあるのでしょうか。単に発達障害者が排除されると言う問題だけなのでしょうか。
私は違うと思います。同質性の強要、つまり共同体の中をうまく渡っている人も、すごいストレスを抱えているわけです。その上、変化を好まない=進歩がないわけです。言い換えれば、楽しみがないのです。
しかし、その人たちは、たいてい「ムラ」の存在に気付いていません。「個人主義」の社会ですから。
ある意味、日本の病理はここにあると言っていいのではないでしょうか。
「現代人に突きつけられた「うつ」というメッセージを読み解く」は、12回に分かれています。
「うつ」がテーマですが、著者の目は明らかに「本人」でなく「まわり」に向いています。
他の回にも、興味深い記事がたくさんあります。よかったらぜひ。
泉谷閑示さんの著書です。
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テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル : 心と身体
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コメント
ご無沙汰してしまっています・・
Re: ご無沙汰してしまっています・・
陽さん、自分を大切にしていいんですよ。大丈夫。
陽さんのライブ、近いうちに行きますね。
ひとみさん、また大阪へ呼びますよ。
ニュース映像、見ました。そのままのひとみさんが描かれています。ぜひ、NHKへ「大阪でも放映して」ってメールを送ってくださいね。
リンク、ありがとうございます。私もリンクに入れますね。
陽さんのライブ、近いうちに行きますね。
ひとみさん、また大阪へ呼びますよ。
ニュース映像、見ました。そのままのひとみさんが描かれています。ぜひ、NHKへ「大阪でも放映して」ってメールを送ってくださいね。
リンク、ありがとうございます。私もリンクに入れますね。
こんな時間に私は何してる?
はい、「内と外」記事
私の中でも完全には理解できていない。
でも、いくつか自分がずっと考えている言葉と
符号が一致するところも感じている。
(勝手にね)
私の観念的世界観は、数学的、物理的、熱力学的な
解釈の方がベースとなり、その上でニンゲンの
精神論とか哲学とか社会的なことにも通じてるのかな?
って視点が多いので、解釈や感じ方には違いも
多いとおもうけど・・・・。
ひとまず、余計な解説はせず、私の中の
キーワードだけ記していきます。
・位相幾何学としての-「トポロジー」
・熱力学および統計力学において定義される示量性状態量としての-「エントロピー」
・哲学における、アリストテレスvsデカルト以降の「リゾーム」
・近年でいう「ノマド」
幅広すぎてまとめられないけど、もうずっと前からずーーーーーっと、そしてこれからも考え続けるコトバかな?
私の中でも完全には理解できていない。
でも、いくつか自分がずっと考えている言葉と
符号が一致するところも感じている。
(勝手にね)
私の観念的世界観は、数学的、物理的、熱力学的な
解釈の方がベースとなり、その上でニンゲンの
精神論とか哲学とか社会的なことにも通じてるのかな?
って視点が多いので、解釈や感じ方には違いも
多いとおもうけど・・・・。
ひとまず、余計な解説はせず、私の中の
キーワードだけ記していきます。
・位相幾何学としての-「トポロジー」
・熱力学および統計力学において定義される示量性状態量としての-「エントロピー」
・哲学における、アリストテレスvsデカルト以降の「リゾーム」
・近年でいう「ノマド」
幅広すぎてまとめられないけど、もうずっと前からずーーーーーっと、そしてこれからも考え続けるコトバかな?
No title
おまけは「量子力学」。
(これを考えると、相対性理論もおのずと関連してくる。
(これを考えると、相対性理論もおのずと関連してくる。
Re: こんな時間に私は何してる?
ぷぷちゃ~ん、これは思わぬ展開!
私の知らない言葉も多いけど(量子力学、大学で単位落としました)、確かにつながっている。
自然科学がベースなのは、唯物史観だね。下部構造あっての上部構造。
そして、「トポロジー」も、「リゾーム」も、いろんなものの「つながり」を示している。
「エントロピー」は、それらと「内と外」をつなぐキーワードかな。
「ノマド」は、オフィスを持たない働き方(ノマド・ワークスタイル)だね。
量子力学と相対性理論、ボーアとアインシュタインだね。対立でなく、補完しあう関係だよね。
そこをつなげるぷぷちゃんはすごい!
でも、早く寝てね。朝になっているよ。
私の知らない言葉も多いけど(量子力学、大学で単位落としました)、確かにつながっている。
自然科学がベースなのは、唯物史観だね。下部構造あっての上部構造。
そして、「トポロジー」も、「リゾーム」も、いろんなものの「つながり」を示している。
「エントロピー」は、それらと「内と外」をつなぐキーワードかな。
「ノマド」は、オフィスを持たない働き方(ノマド・ワークスタイル)だね。
量子力学と相対性理論、ボーアとアインシュタインだね。対立でなく、補完しあう関係だよね。
そこをつなげるぷぷちゃんはすごい!
でも、早く寝てね。朝になっているよ。
No title
灰になってハイになっているぷぷちゃんです。(注)燃え尽きて気分が高揚しているの意味。 まささんのレスポンスすごくわかりやすい。自分で書いておいて、改めて「そうだったんだ」って思った。まささんは、ぷぷちゃんを解説する天才だ!、 あの後、朝になっていたけど、ちゃんと寝ました♪
no individualism
日本人には、世界観 (world view) がない。世界観に基づく意見もない。
だから、皆同じに見えている。だが、一億一心ではない。
それぞれが日和見主義 (機会主義) である。
日本語には階称があるので、日本人は個人個人がばらばらではなく、議員は党派的であり、派閥グループ的である。
議会は、与党と野党に分かれて対立するが、さらに党内野党もあるので、政局は安定しない。
世界観を語らずして党内融和を図ることはむずかしい。人間として必要な信頼が得られない。
意見 (考え) は、各人で違っている。
だが、一つの意見を選んで、それを社会の意見とすれば、代表制民主主義がなりたつ。
だから、有権者は、個人的な意見の違いを把握して個人選び (投票) をしなければならない。
ある特定の個人の意見を社会の意見と認めることができれば、議会政治もうまくゆくのだ。が、我が国にはそのための個人主義がない。
意思は未来時制の内容であり、日本語に時制はない。
それで、日本人に、周到な現実対応策はなく、問題の解決能力がない。
あるのは、実況放送と現状報告の内容ばかりである。
本人に自分の意見を述べる意欲もなく、相手に話者の意見を把握する努力もない。
これでは、議論はできない。いつも静かに笑っている。
あるのは、事実関係調べだけである。有るものはある。無いものはない。
日本人の暮らしは、子供の走り使いのようなものである。
必要なものを自分自ら獲得するのが大人の態度であるが、それができない。
日本人は子供の態度でいる。いまだに、神 (親) 頼みでいる。
自己の意思がない人には、能動がない。
周囲の者から、「そこは、ああするものだ」、「ここは、こうするものだ」と入れ知恵されて、それを行う。
他力本願である人の心は、被害者意識に満ち満ちている。
その思いに耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ。
意思のないところには責任もなく、成り行き任せになる。
これが自然の状態であるとして、満足しているようにも見える。が、人間主義がない。
行方も知れぬ、日本人の道かな。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
だから、皆同じに見えている。だが、一億一心ではない。
それぞれが日和見主義 (機会主義) である。
日本語には階称があるので、日本人は個人個人がばらばらではなく、議員は党派的であり、派閥グループ的である。
議会は、与党と野党に分かれて対立するが、さらに党内野党もあるので、政局は安定しない。
世界観を語らずして党内融和を図ることはむずかしい。人間として必要な信頼が得られない。
意見 (考え) は、各人で違っている。
だが、一つの意見を選んで、それを社会の意見とすれば、代表制民主主義がなりたつ。
だから、有権者は、個人的な意見の違いを把握して個人選び (投票) をしなければならない。
ある特定の個人の意見を社会の意見と認めることができれば、議会政治もうまくゆくのだ。が、我が国にはそのための個人主義がない。
意思は未来時制の内容であり、日本語に時制はない。
それで、日本人に、周到な現実対応策はなく、問題の解決能力がない。
あるのは、実況放送と現状報告の内容ばかりである。
本人に自分の意見を述べる意欲もなく、相手に話者の意見を把握する努力もない。
これでは、議論はできない。いつも静かに笑っている。
あるのは、事実関係調べだけである。有るものはある。無いものはない。
日本人の暮らしは、子供の走り使いのようなものである。
必要なものを自分自ら獲得するのが大人の態度であるが、それができない。
日本人は子供の態度でいる。いまだに、神 (親) 頼みでいる。
自己の意思がない人には、能動がない。
周囲の者から、「そこは、ああするものだ」、「ここは、こうするものだ」と入れ知恵されて、それを行う。
他力本願である人の心は、被害者意識に満ち満ちている。
その思いに耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ。
意思のないところには責任もなく、成り行き任せになる。
これが自然の状態であるとして、満足しているようにも見える。が、人間主義がない。
行方も知れぬ、日本人の道かな。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
Re: ぷぷちゃ~ん
ハイになっているんだね。
いくつか当たったかな。地下茎のような広がりとつながりだね。
夜更かしはお肌によくないよ。早く寝ようね。
いくつか当たったかな。地下茎のような広がりとつながりだね。
夜更かしはお肌によくないよ。早く寝ようね。
Re: no individualism
nogaさん、コメントありがとうございます。
長文と漢字の多さ?に、一瞬戸惑いましたが、すごく明快です。
私は海外を知りませんが、なぜここまで世界観がないのか不思議でした。きっと、「内と外」の「内」が世界なのでしょうね。
ただ、私は、日本の農耕社会を存続させるためには、それが必要だったと考えます。
日本語の階称、日本語に時制がないこと、初めて知りました。いろんな謎が解けました。
ホームページも少し読ませていただきました。「意思と恣意」に、思わず納得です。
これからもよろしくです。
長文と漢字の多さ?に、一瞬戸惑いましたが、すごく明快です。
私は海外を知りませんが、なぜここまで世界観がないのか不思議でした。きっと、「内と外」の「内」が世界なのでしょうね。
ただ、私は、日本の農耕社会を存続させるためには、それが必要だったと考えます。
日本語の階称、日本語に時制がないこと、初めて知りました。いろんな謎が解けました。
ホームページも少し読ませていただきました。「意思と恣意」に、思わず納得です。
これからもよろしくです。
No title
今日はハイにりながらもちょっとマジになっています この前から送ろうと思っていた戯曲(この前行った小劇場で上演し、私も制作から、出版まで携わった作品) ・・・・・の、主演俳優が亡くなってしまった! 私が何かしようとすると何かがおきる?(この話はここで終わり) 日本人の「世界観」って「内と外」でいうと、本当は「内」だけで完結しようとして「外」がないように思う。私は日本の中でも「内と外」につながる考察「規格内と規格外」と呼んでいたが「内」の中にも「規格内の人間と規格外の人間」はいるが「内と外」の「外」って・・・・・・。 私は、例えば「美術」において西洋美術の描かれ方にどうもしっくりといかないものを感じていた・・・・・・・・・が、始めてヨーロッパ(当時の西ドイツ)へ行ったとき全てが融和されるというか納得がいった。 そう考えた「外」は、幅広くてまだ知り尽くせない。まささんがjかいている「内と外」とは、違うかも知れないけど。そんなことを想った。
Re: ぷぷちゃ~ん
コメントありがとね。
ぷぷちゃんが見たヨーロッパ、きっと私が言う「内と外」とつながっていると思う。「融和」なんだろうね。
「内」の中にも「規格内の人間と規格外の人間」、そうなんです。どこをサンプリングしても、正規分布が生まれるんです。
この記事、思わぬ展開に驚きつつも、ブロガーの醍醐味を感じています。
ぷぷちゃんが見たヨーロッパ、きっと私が言う「内と外」とつながっていると思う。「融和」なんだろうね。
「内」の中にも「規格内の人間と規格外の人間」、そうなんです。どこをサンプリングしても、正規分布が生まれるんです。
この記事、思わぬ展開に驚きつつも、ブロガーの醍醐味を感じています。
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お伺いしたくて頑張ってみたんですがぁ・・
お伺い出来ぬまま・・
ご連絡したいと
いっぱぃ想いながら
自分のライブスケジュールに追われて
何だか歯痒い事ばっかりで
申し訳ないです。。
あのぉ・・
もし。ご迷惑でなければ
私のブログのリンクに
まささんのブログ
ご紹介させて頂いても良いですかぁ?
身近に感じて居たいんです。。