自分にとっては何もかもが普通

「アスペルガー症候群の特徴」としてよく言われている、「冗談が通じない」「聴覚過敏」などは、恐らく自分にも当てはまると思うが、自分ではあまり自覚できていない。自分にとってはどれも「普通」だから。
まわりの反応から、「自分が何か変」がいくらかわかるが、自分自身のどこが「変」なのかは、実はわかっていない。
でも、「こういう表現はまわりに受け入れられないだろう」といったことはわかっていて、ほとんど無意識に抑えている。そしてそれも、自分の中で「普通」になっている。そのおかげで、何とか社会との折り合いが付いているわけだけど、自分で意識できない「しんどさ」になっているはず。
「まわりとの違い」探しでなく、「自分の特性」という視点で、自分のことを知っていこう。同じことなのだろうけど。
今はまだあまりにも無知なので。

テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

コメント

No title

そうなんですよね。自分では今まで「普通」だと思っていたのに、それが実は普通ではなかったと知ったとき、正直ショックでした。

無意識に抑えて生きてきたから、きっと他の誰よりも負荷はかかっていると思います。

自分の特性を知って生きていく事は不本意なこともあると思いますが、障害者が障害者らしく生きていける世の中になってほしいですよね。

春実さん

そう、私も、生きにくさは薄々感じていたものの、「自分にとって普通」だけでなく、まわりとの関わりにおいても「普通」と思ってきました。
でも、ASと聞いて混乱しているのは、本人(私)よりもまわりですね。「何もかも変な人なのか」って。もしくは、スルーする人。
「自分(=多数派)のものさし」をちょっと横に置いて関わってもらえるだけでいいんだけど、なかなかわかってもらえないですね。
地道に発信を続けていきます。また意見くださいね。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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