敏感(過敏)さと鈍感さ(3)~私の鈍感さ~

前回は、抽象的かつ話がかなり飛躍して、わかりにくい話になってしまいました。
でも、どうしても「まわりからの抑圧」から一歩進めたくて書いてみました。

さて、私たちは、この社会状況の中で、「自分(の感性)を信じる」ことが出来るのでしょうか。
私は、恐らくほとんどの部分で自分の感性を信じることが出来ていないと思います。小さい頃から常に、「まわりから攻撃されないように(違和感を与えないように)するには、どう振舞えばいいか」ばかり考えてきました。今や、ほとんど意識することなくそうしているようです。そんな状況では、「自分を信じる」など語れないですね。
でも、ほんとに一部分ですが、逆に「普通はこうするもの」といった、定型者の「とらわれ」が自分にない結果、仕事や趣味(例えば自転車の乗り方など)で、合理的な考え方や行動が出来ている部分もあると思っています。

話は変わりますが、週末のお出かけの際、何度か海辺で休憩を取りました。ひとり海辺で波の音を聞きながら座っていると、緊張させていた神経がゆるんでいくのを感じました。この感覚、すっかり忘れていました。
麻痺させてきた感覚を取り戻し、「自分を信じる」ための第一歩として、まわりの喧騒(世間、騒音などいろんな意味での)から離れ、自然に身を委ねてみることが必要なんだなと、改めて実感した週末でした。

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今回の連載はここまでにして、新たな発見があればまた書いてみたいと思います。

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(追記は、「熊野古道ヒルクライム」報告です。) 私の秋の運動会「熊野古道ヒルクライム」、走りました。
当日は朝から快晴・弱風で、絶好のヒルクライム日和。結果は、掲げていた目標タイムには届かなかったものの。去年より約1分短縮することが出来、とりあえず満足。でも、順位はひとつ低下。壁は厚いです。
レース後は、地元のおいしい食べ物をいっぱいいただいて、大満足で帰路に着きました。安全で楽しいレースを準備いただいたスタッフのみなさんに、大感謝です。
写真は、ゴール地点(大雲取山山頂)の風景です。
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ホームページにリザルトが出ていました。(リアル友達のみなさん、順位は内緒ですよ。)
http://www.nspk.net/hillclimb/

テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

コメント

体の緊張を解くこと

私は、波の音のCDを聴きながらヨガや呼吸法をしていると、自分の体がゆるんでいくのを感じます。
日常生活では、知らず知らずのうちに体や心に力が入っているのだなと思います。

熊野古道ヒルクライムのお写真、和やかでとても楽しそうな様子が伝わってきます(^^)

確かに

自分が感じたままを表現してはいけない…
そんなことが自然に身についていますね。

私は、少しの色の違いもはっきりとわかるので、
私にとってはかなり違う色なのに、「普通の人だと、このぐらいの違いだったら、"同じ色"って思うんだよな。」って考えて、
「同じ色だね」って、言っています。
でも、実は「同じじゃないよぉぉぅ」って心の中で叫んでいます。

きっと、無意識に同じように、
自分の感覚を押さえつけているものってあるのでしょうね。

それを解放できる場所・方法…うーん。
少し意識してさがしてみようv-22

おはようございます

いいですね(^-^)
日常から離れて波の音を聴いているのを想像するだけで心に穏やかなものを感じました。
もしもの話ですが、私たちが自分たちの感性のまま生きられるような世界だったら、どんな私たちでどんな風に生きられてたんでしょうね(´∀`)
夢物語ですが、そんな風に考えると嬉しいような切ないような、とても胸が熱くなりました。

私も緊張をほぐす何かを見つけたいですね♪

Re: 体の緊張を解くこと

ももこさん、波の音っていいですね。ゆっくりしたリズム、やさしい音。
でも、実は波間の「無音の時間」が大切なのかもしれませんね。まわりのノイズレベルが下がり、自分の中の微弱なシグナルが浮かび上がる瞬間。
人間も含め、自然には「波」がありますよね。波にゆだねるってすごく大切かも、と今気付きました。

熊野古道ヒルクライム、レース中はみんな真剣ですが、ゴール後は和やかです。

Re: 確かに

しーたさん
色の違いですか。日常では表現しなくても、その感性を大切にしてきているのですね。
私の場合は何だろう。手の感覚かな。力のかけ具合というか、壊さないように物を扱うのは得意なようです。
押さえつけているものを解放する場所、単に静かであればいいとかでなく、「波間の無音」のような「すき間」のあるところかな、って思っています。うまく表現できませんが、、、

Re: タマさん

あとで、その波の音を聞いた場所の写真もアップしてみました。
うまく言えませんが、感性って、いつも見えているものでなく、波の合間から見え隠れするものかなって気がしています。でも、そう考えれば、夢が少し近くなりません?
緊張をほぐす何かも、そんな感じで探していきましょうか。

おはようございます。

おはようございます。
発達障害に関連する記事を書く勘を取り戻すために、5月からお蔵入りしていた「感覚シリーズ」の続き……触覚、皮膚感覚のことを久々に書きました。

普段ビルとコンクリートに囲まれて暮らしていると、ときどきですが……人間本来のものがどこか消えてしまうんではないか、とちらっとですが思ったりしています。

ときには都会を離れ、自然の豊かなところで過ごすのも「人間性の回復」を自然と体が欲しているからなのかもしれない、と感じたりしています。

おはようございます

私が思っている感性というものは人の基礎の部分にあたるものだと思っています。
それが、表面に現れたものが行動や表現などと呼ばれるものではないかと。
なので、発達の人達は定型の表現方法など殆ど合わすことが多いので元となる感性にも影響がでて、前に話しにでた鈍感、敏感につながるのではないかと思っています。
ですから、定型社会で生きていく中では、夢物語になってしまうのではないかなと思います。
まささんの言ってくれていることと違ってたら、すみません(^_^;)
でも、これからは仲間や一人の時間を大切にして自分の本来の感性を大切にしていくことで夢に近づくかもしれませんね(^-^)

Re: paix31415さん

paix31415さん、Cafeの記事、楽しく読ませていただきました。パーソナルエリア、私はあまり意識できません。でも、意識できなくとも相手によるエリアの変化があるようです。
ビルとコンクリート(=人工物)に象徴されるのは、「直線」ではないかと考えています。(曲線を描いたビルがある、という突っ込みはなしで)
それに対し自然界は、常に曲がっていて、波があり、でもそれには長い歴史に裏打ちされた合理性があると思っています。一例として、人間の骨には、1本たりとも直線のものはありませんが、それぞれの曲がりに合理性があります。(ヒトの体も自然界の一部です)
よって、自然に触れるのは、合理性の回復でもあると考えています。
話がどんどんそれてしまいましたね。でも、私たちの中に「合理性」というキーワードがあるかもしれないと感じているので。まとまれば記事にしますね。

Re: タマさん

タマさんの言うとおり、私も感性は人の基礎にあたるものと考えています。定型社会の中では、私たちは感性を遮断せざるを得ない状況です。
でも、私たちは、定型社会よりもっと大きな、自然界の「制約」の中で生きています。例えば、地球の重力は、私たちの行動にものすごい制約を与えています。頑丈な脚や背骨は、重力に耐えるがためにつくられています。それが弱ると、骨折や曲がりを生じてしまいますね。
先の返信の「波の合間に見え隠れする感性」は、そういうところまで考えを広げて書いたものです。
ま、ここから先は、「自然」の中で一緒に考えましょうか。きっと何か見えてきますよ。

こんばんは

まささんは、すごいですね。
そんな広い視野で考えることができるなんて。
最近、よく思うのですが私は視野が狭いです。
いわゆる想像力の障害が自覚できるようになりだしました。
今回のことも、その一つで、まささんの考えを聞かせてもらうことで、とても勉強になりそうです。
楽しみにしてますね(^-^)
では、明日よろしくおねがいします。

みんな、自信を持てばいいと思うよ。

おひさしぶりです。

皆さんのコメントを読んでいて胸がつまります。
僕たち人類は、なんて「酷い」社会を生み出してしまったんでしょうね。
僕はたぶん、障害者としてのアスペルガーデはないと思いますが
子供の頃から「普通ではない」性格で
通知簿にはいつも決まって・・・落ち着きがない、いつもよそ見している、
集中力がない、などと書かれていましたが
テストをすれば成績が良いので、とがめられない。

幼稚園児なのに、タイヤのナットの数まで正確なバスの絵を描いて大人たちを驚かせたり
読書週間に100冊以上の本を読んで、本当か?と疑われてみたり(もちろん事実です)
作文コンクールも、絵画コンクールも、常に入賞者で、学校の名誉にも貢献してるし、
有名市立中学校への進学強化生徒なので、学校の評判を上げる生徒の一員。
・・・変な子だけど、誰にも文句を言われずに育ち
中学から「有名市立」に行くような連中は、変なヤツばかりなので、目立ちもせず・・・
でしたが、学生運動の中心的人物の1人だったので、高校の時からめちゃめちゃな有名人。
ほんとに好き放題やってましたが、
世の中はまだ「そんなことも許される時代」だったのかも知れません。

でもあれこれあって、学士時代はほんとに「ロング・バケーション」状態。
25歳で就職したのが、社員たった8人の小さな広告制作会社で
最初のうちは、何を言っても採用されなかったアイデアも
2年目でたまたま取った広告賞(フジサンケイ広告賞のグランプリ)以降は
何を言っても、即採用!もちろんあれこれ人には言えない苦労もありましたが
それでも「自分の個性」が売り物の商売ですから、
その点を人からとやかく言われることだけはありませんでした。

今は、喉頭がんで声帯を失った、押しも押されもせぬ(苦笑)身体障害者ですが、
それでも、自分でプレゼンテーションもやれば、勝ちもする。
クライアントを笑わせ、こちらのプランに好感を抱かせる技も持っている。

何が言いたいのか・・・といえば、結局は力関係の問題なんだ。という事。

そんなことで、人を差別する世の中なんて「軽蔑」にしか値しませんが
子供のときから「変なヤツ」で、大人になっても「妙な職業」
熟年からは「障害者」になってしまった僕としましては

子供の頃から、差別されないためには「強くなるしかない」という事に気が付いていて、
他人に見えないところで、自分の「強み」をしっかり磨くことで、弱みをカバーして
人に文句を言わせない様に心がけてきたわけですから
実は見えないところで「血のにじむような努力」もしてきたわけで
そのせいで「癌になった」とは言いませんが、(苦笑)

みなさん、どうか「誰にも文句を言わせない」くらい
強くて役に立つ人間になってください。
社会的な実力さえあれば、どんな変な性格でも、社会はその人に文句を言いません。
能無しの定常発達者、健常者など、鼻で笑い飛ばせばいいのです。

僕は天才ではありませんから、大した仕事は残せませんが
努力で、天才の90%はカバーできます。

資源もない、体力にも劣る日本人が、技術力でも、産業でも、オリンピックでも
世界に伍して闘ってこれたのは、ひとえに
努力とオリジナリティと、それをカタチにする人の和があったからで
それを忘れたら、ちっぽけな島国の日本に未来はありません。

また、歴史を引っ張るのは、常に変なヤツ・・・ですね。
ですから、みなさん、もっと自分の感性に自信を持ってください。

人の非凡さを笑うヤツなど、「人間のくず」ですが
そうした「くず」ばかりが<のさばる>のが「いじめ社会」なのかも知れません。
また、イジメとは、人の足を引っ張る事で、価値のない自分を守る・・・という
そうした「くずども」の自衛手段なのだと思います。

負けないでください。

Re: タマさん

そうですね、想像力も含め、私たちを豊かにしてくれるものは、「楽しい」と感じられる機会に出会えることかなと思っています。
昨日のタマさんを見ていると、「自然界の制約」の中で、いろんなことを見つけようとしてましたよ。今までと違うものに出会うと、今までの考えにも変化が出るかもしれません。
といっても、新たなものとの出会いには、たくさんのエネルギーを使います。10のうち1つ拾えれば十分です。素直に、「楽しいかも」って感じたものだけを拾えればと思います。

Re: みんな、自信を持てばいいと思うよ。

癌ダム4Gさん、応援メッセージありがとうございます。
もし、仲間たちに対し私に出来ることがあるとすれば、自分も含め、「自信を取り戻す」ための活動に尽きるのでしょう。
強い感受性と過集中を持つ私たち、「並の人」に出来ないことが必ずあるはず。でも、記事コメントのとおり、「醜い社会」に押しつぶされている人がたくさんいるのも現実。そこから始める必要があると思っています。
仲間と話をしていて、「アスペの人は、時にカリスマ性を持つことがある」という話が出ました。一歩抜け出ると、定型者はそれになびくこともわかっています。
でも、日本は、抜け出ていても「おかしい」と言われて認められない社会。このどちらかになってしまうのでしょうね。
特に最近は(コンピュータ社会になってからか?)、枠から外れると認められない傾向が強くなりました。やはり、ちっぽけな島国の日本に未来はないのかも。
厳しい状況ですが、「歴史を引っ張るのは常に変なヤツ」を合言葉に、この社会と闘う、いや楽しんでいきますよ。応援よろしくです。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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