真夏のサイクリング(田園風景と花たち)

久しぶりの自転車記事です。サイクリング中に撮影した、真夏の田園風景と花たちをお楽しみください。今回は地名入りです。(撮影日:2010年8月22日、29日)

まずは田園風景から。稲が実って、葉の緑と黄金の稲穂が交じりあった色になっています。道路の向こうは見事な棚田です。(豊能町)
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別の場所です。(園部町)
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収穫間近ですね。(亀岡市)
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アップです。
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こういう風景もいいですね。
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夏の花は鮮やかです。
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大きな花です。
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これも鮮やかですね。
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道端でこの花をよく見かけます。(能勢町)
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これもよく見かけます。大きな木です。(亀岡市・るり渓付近)
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栗も実り始めています。
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まだ小さいですが、しっかりイガ栗しています。
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今回の番外編は、朝食です。イートインできるパン屋さんで朝食をいただいて出発です。茨木市内のとあるパン屋さんです。
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当たり前のことですが、夏の自転車走行は暑いです。半端でない汗をかきます。100km(半日)の行動で、行動中2リットルほどの水分を飲み、帰ってからも1リットル近く飲みます。200km近く(丸1日)となると、その2倍。そのほとんどが汗になっています。
受ける風と汗による「蒸発冷却」のおかげで、熱中症にならずに走れるわけですが、体力の消耗は激しいです。日陰になる峠道を選ぶ、丸1日の行動は出来るだけ避けるなど、工夫しながら夏を楽しんでいます。

あ、今回も花の名前よろしくです。

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「私はアスペルガー症候群でしーた♪」の本が9月21日に出版されます!

かわいい4コマ漫画で超有名な「しーた」さんのブログ「私はアスペルガー症候群でしーた♪」を書籍化した本が、いよいよ9月21日に発売されます。
新しい発達障害観を発信し続けるしーたさんの本を、ひとりでも多くの人に読んでいただきたく、記事にしました。発達障害関係の方だけでなく、私の発達障害以外の友人・知人(自転車、舞台・演劇、ボディワーク、旧友など)、そしてこのブログに立ち寄られたすべての方へ、この本を紹介したいと思います。

しーたさん本人の紹介記事はこちら。
「【緊急告知・第2弾】あすぺさん本の発売日決定!予約開始!」
以下、しーたさんのブログからの抜粋です。
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書名:アスペルガー症候群だっていいじゃない~私の凸凹生活研究レポート~
著者:しーた 監修:田中康雄(北大大学院教授)
出版:学研教育出版(学研ヒューマンケアブックス)
価格:1470円
9月21日 全国書店にて発売

ブログの内容をぎゅっと濃縮しました。
あすぺさんの4コマ漫画と本文で、気軽に一話ずつ読める構成になっています。
さらに、ブログにはない新しいお話も追加
そして、監修の田中先生のワンポイントアドバイスなども、ちりばめられていて、みなさんのお役に立てること間違いなしです。

---

しーたさんのブログ「私はアスペルガー症候群でしーた♪」はこちら。かわいい4コマ漫画「がんばれあすぺさん!」が、しーたさんのいろんな経験や日常を、面白くかつ真剣に語っています。
http://ameblo.jp/yoko-yam/
(9月1日以降はこちら)
http://ameblo.jp/asupe-san/
本の中身を先にのぞけるのがブログの利点。どこからでもかまいません。のぞいてみてください。1冊手元に置いておきたくなること間違いなしです。

しーたさんと前回の記事の堀川ひとみさんはリアル友達。発信する2人のあすぺさんの縁を手伝わせていただいた者として、2人続けて紹介できるのは、うれしい限りです。
そのときのしーたさんの記事はこちら。
「堀川ひとみさん -アスペルガー症候群の歌姫-」(「私はアスペルガー症候群でしーた♪」2010年5月8日)
これからも、いろんな「橋渡し」をしていきたいと思います。

みなさん、しーたさんの本を買ってね!

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アスペルガーの歌姫「堀川ひとみ」の追っかけしています

久々の堀川ひとみ特集です。
タイトルのとおり、最近の私は、アスペルガーのシンガーソングライター 堀川ひとみさんの「追っかけ」をしています。6月27日 「ひーたん生誕祭2010」(東京・吉祥寺)、7月24日「歌の家」ツアー(静岡・三島)では、大阪から駆け付けました。
今回は、写真付きの「追っかけ」レポートです。特に、ライブで演奏された3rdアルバム「最初の人」収録曲を中心に取り上げてみました。
ひとみさんのアスペルガーゆえの経験を赤裸々に歌った、3rdアルバム「最初の人」。ライブでは、タイトル曲「最初の人」に続き、「教えてください人間様」「どうしてわかってくれないの」も定番になりつつあります。
曲名だけでテーマがわかる「教えてください人間様」。ライブでは、多数派の「普通」への怒りがアルバムの100倍にパワーアップ、すごい迫力です。でも、決して怒りだけではありません。「手を取り合っていきましょう」と呼びかける、ひとみさんの人と関わっていこうとする強い想いが同時に伝わってくる曲です。

静岡「歌の家」で「教えてください人間様」を歌うひとみさんです。(写真提供:ぷぷちゃん、以下「ぷぷ」)
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「どうしてわかってくれないの」も、曲名とおりのテーマ。「何度も何度もトライをするけど、カタチにならないこの気持ち」と、届かない想いを切なく歌ったこの曲、心に響きます。(ぷぷ)
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アカペラから始まる「最初の人」。「そう、あなたは私のわかる言葉で話してくれた"最初の人"」、何度聴いても涙を誘います。(ぷぷ)
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「ひーたん生誕祭2010」生誕祭で演奏された「ねじれの世界」も大好きです。「交われないねじれの世界」と、まわりとの「ずれ」を見事に表現したこの曲、傑作です。
リアル友達でもある「いし」さんから、「ひーたん生誕祭2010」の写真をいただきました。「ねじれの世界」のシーンではありませんが、ひとみさんのアップをお楽しみください。
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再び「歌の家」に戻って、開演前の一場面です。「歌の家はこっちよ!」
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ケータイで写真を撮る、ひとみさんの後ろ姿です。
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ステージの全景です。電子ピアノの前にトイピアノがセッティングされました。
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途中の休憩では、ひとみさん本人が、ワープロ打ちの「アスペルガー症候群を知っていますか?」という手作りチラシをお客さんひとりひとりに手渡していました。結構な字数で記されたこのチラシ、大人の発達障害者への理解を呼びかける内容です。そして、この言葉でくくられています。
「誰もがバカにされない、誰もが尊重される素敵な世界を目指して、私は歌で訴えます!」

関東の方は、ぜひストリート、箱ライブでひとみさんの歌声を確かめてみてください。
また、3rdアルバム「最初の人」、1st, 2ndアルバムは、ネットで購入できます。公式web「堀川ひとみ-禁断のmy room-」へ。

私のアルバムレビュー記事です。参考にどうぞ。
「「私はもう、偽らない。」-堀川ひとみ1st、2ndアルバムを聴いて」(2010年3月29日)
「手をつなぐことの大切さ、すばらしさ-堀川ひとみ3rdアルバムより」(2010年4月6日)

応援サイト「ひとみファイターズどっとこむ」にも、アルバムやライブのレビューが満載です。

これからも堀川ひとみさんの追っかけします! あなたもいかが?

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8月前半はフェルデンクライス講習でした

7月31日から8月14日までの2週間、私はフェルデンクライス講習(指導者養成コース・京都)に行っていました。毎回、途中で講習会メモを書いていますが、今回は終了報告のみです。
この講習会、4年のプログラムで、現在その4年目。今回は、一般の方への1対1のレッスン(教育実習)がメイン、卒業をはっきり意識した授業内容です。私も、初対面の方へのレッスン実習(指導者役)を経験しました。
今回の講習で頻繁に出てきた言葉は、クライアントさんとの「信頼関係」。過去の記事にある、「(相手と)共にいる」「(相手に)寄り添う」と大きく重なります。
今回の実習で、そのことをほんとに実感しました。まだまだスキルが未熟な私に出来ることは、それしかないと。でも、私に限らず、このレッスンはすべてここから、つまりクライアントさんを全面的に肯定することから始まるのです。
そう考えると、私にも出来ることがあると思えるようになってきました。
この講習、次の1月の集中講習で終了です。不安だらけですが、4年間学んできた自分を信じていこうと思っています。

今回も、京都まで自転車で通う日がありました。暑い季節なので、京都タワー地下のお風呂に入って汗を流してから会場入りです。なかなか快適です。

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私がなぜ発達障害を名乗っているのか-異文化の橋渡し役として

今回は、会社員であり、いくつかの趣味を持って活動している私が、なぜ発達障害を名乗るのかについて述べてみます。
一言で言えば、「自分らしくあるために」。性同一性障害や同性愛者、在日外国人などのカミングアウトと同じでしょう。「劣っている」でなく、「違う」ことの主張です。
そのことを、何となくでいいのでわかってもらえる人がいると、私は息がしやすくなります。
でも、本連載最初の記事に記したとおり、演劇・舞台やボディワークなどの仲間に、自分の発達障害のことを話すと、「そんなの普通やん」「みんなしんどいんだ」または「普通に生活出来ているあなたが発達障害を言う必要があるの? 何に困っているの?」って言葉を返されることがほとんどです。
私の思いは「長所・短所をカバーしあえる」がゴールであるのに対し、まわりは「普通になる」がゴールのようです。「障害=自分たちより出来ない」と見る限り、後者になってしまうのでしょう。
同じものからは、新たなものは生まれません。私が持つ「違い」の主張は、自分が自分でいられるためであると同時に、社会に新たなものを提供することでもあると考えています。

さて、ここまでは一般論を意識した話でしたが、ここからは、まったく私個人の話になります。少しややこしい内容です。
私のある活動で、自分の聴覚優位(過敏)ゆえの長所を話したところ、嫌悪感をあらわにする人がいました。「その場に『病名』(アスペルガー)は関係ない」との主張でした。それ自体、障害を当事者個人の問題に矮小化する言葉ですが、ここではそれに触れません。「病名を使って楽しようとしている」との意味に解釈します。これはごく一例で、あちこちでそういう空気を感じます。
私は、自分のことを「がんばってきた」と思っていません。いろんな人に助けられ、生かされてきたと思っています。人に甘えて生きてきたのかもしれません。そのため、その分野・集まりの中で「がんばっている人」(「純粋派」と呼んでもいいでしょう)からは、「私は何も言わずに自分の力で勝ち取ってきたのに、あなたは病名を使って楽しようとしている」と思われてしまうのでしょう。
さて、私は「病名」を使って楽しようとしているのでしょうか。
私のことを、「あなたは、人と人をつなぐ橋渡し役だ」と言う人が何人かいます。私の活動領域や行動パターンを見てのことです。「それが出来る人はなかなかいない」とも。
この「橋渡し役」、今までずっと「誰にでも出来ること」と考えていましたが、この一件を機に、「純粋派」に出来ない、自分の能力であるとはっきり認識することにしました。「純粋派」と等価な、協力しあうべき関係であると。
さて、この「橋渡し役」の能力、発達障害と直接関係するものではないかもしれませんが、私が発達障害を持たず、少数派でなかったら、この能力を持つことはなかったでしょう。「橋渡し役」の土台となる私の趣味・活動は、発達障害と一体のもので、切り離すことは出来ません。
また、私のまわりとのずれは、発達障害という少数派に加え、数少ない「橋渡し役」という「2重のずれ」の構造であったと言えるでしょう。
この「橋渡し役」、コミュニケーション障害と言われる従来の発達障害観では考えられないことかもしれませんが、これも「発達障害」=「○○な人」という等式のない、とても多様な存在であることを証明するものと思います。
これからも、いろんな橋渡しをするべく、ブログ、リアルとも、私は発達障害を名乗りながら活動を続けていきます。

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(編集後記?を追記に入れました)

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少数派に必要な支えとは?-いろいろな支援のあり方

連載「私が発達障害と関係なさそうな記事を書いている理由」の3回目です。
前回(2回目)の締めくくりは、「少数派で大丈夫」でした。今回は、少数派の中での私の状況、そして最後に、「支え」つまり「支援」について考えてみました。
前回、私は「早い時期から自分に合った少数派の仲間たちと出会い、その中で育てられてきたのではないかと思います。」と記しました。確かに、私はそういった仲間に支えられて、自分の能力を引き出す機会に恵まれた側面があると思います。しかし、少数派の中で私のことが十分理解されていたかというと、決してそうではありません。「何とか許容されてきた」という言葉が当たっているでしょう。今関わっている演劇・舞台やボディワークなどの仲間もそうです。受け止めてもらえること、まわりに合わせることの微妙なバランスで関係を保ってきたのが実際です。(自転車レース仲間には、かなり受け入れられています。)
でも、私はこれを「支え」と呼ぶことにしました。「発達障害」という言葉が広まっていない頃から、ずれた私を受け入れ、能力を拾ってもらえたわけですから。
よく、学校や職場などで、わかってもらえる人がひとりでもいるかいないかで、精神的負荷が大きく変わると言われますが、私もその通りです。私の活動領域では、「わかってもらえる人」といっても、私の話を何となく「そうなのかな」と聞いてもらえるかどうかですが、それでも私の精神的負荷は全然違います。私に必要な「支え」は、そういう人の存在なのです。
支え(支援)は、税金を使った公的なものと思われがちですが、友達からのひとことも支援のひとつと考えれば、支援の幅が広がり、「その人に合った支援」がもっと考えやすくなるのではないでしょうか。さらに、「福祉の取り合い」的な考えからも少し抜け出せるのでは。
また、私はいくつかの活動の中で、少しは私が持つ力を提供出来たと思います。つまり、お互いに支えあってきたのではないかと。そう考えれば、「支援」が一方的なものと限らない、発展的なものと考えることも出来るのではないでしょうか。
「支えあう」、つまり「協力し合う」は、社会を動かす原動力。そういう「支え」まで広げられれば、この閉塞感だらけの日本にも、少しは未来が見えてくると思っています。

本連載は今回で終わる予定でしたが、ここ2週間ほどの間に、本テーマに関係する事例がいくつかあったので、そのあたりに触れるべく、もう1回続きます。
次回は、会社員であり、いくつかの趣味を持って活動している私が、なぜ発達障害当事者を標榜するのかについて述べる予定です。

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まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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