奈良・明日香を散策-楽しい週末でした(1)

この週末は、めいっぱいお出かけました。短い3編に分けて記事にします。
快晴のまぶしい日差しの中、発達障害を持つ友人と奈良・明日香を散策してきました。
騒音に囲まれた大阪と違い、とても静かなところです。
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甘樫丘(あまかしのおか)から見た風景です。正面の山は畝傍山。万葉の世界を見渡せます。
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甘樫坐神社です。いい雰囲気を醸し出しています。
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花も撮ってきました。
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新緑の中を3時間ほど歩き、自然と古代ロマンに癒されてきました。
関西は山の多い地域。街から電車で1時間ほど移動するだけで、こういった景色に出会えます。

こういった散策、よく「自然に癒される」と言われますが、実はとってもアクティブな活動だと考えています。ビルと平坦な道と看板ばかりの都会と違い、道には凸凹があり、様々な木々があります。木々が風に揺れる音も様々、都会に比べはるかに変化に富んでいます。
私たちは、そういった無数の情報を受け取ること、変化に対処すること(凸凹の道に対処しながら歩くなど)で、都会では使わない頭脳を活性化させることが、実は「癒される」なのかなと考えています。

同行した友人は、歩くにつれどんどん表情が豊かになってきました。こういったところを歩く機会はほとんどないとのこと。心へのアプローチ、体から入るのが近道だと感じています。

あと2編(お芝居編、自転車ツーリング編)も順次アップします。お楽しみに。

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マイノリティにこそ魅力とやさしさがある-ある医師を偲ぶ集いに参加して

昨日、ある医師を偲ぶ集いに参加しました。そのお医者さんとは、「寄せ場」と呼ばれる日雇い労働者の町で診療を続け、昨年の秋に亡くなった若き女性です。
今回の「偲ぶ集い」、この町で長年活動されている方から案内をいただきました。かれこれ20年の付き合いになる方からです。
この女性医師のことを、私はこの案内チラシで始めて知りましたが、チラシの紹介文に引き寄せられ、出かけることにしました。

彼女(女性医師)は、日雇い労働者への医療活動だけでなく、支援団体の夜廻りにも参加し、路上で生活する労働者と関わってきたとのこと。集いの参加者から、実際にあった話がたくさん出ました。これらの話から、彼女が休みも寝る間も惜しんで走り回っていたことが容易に想像できます。この生きざま、半端ではありません。
彼女は、なぜこの町を選んで医療活動を続けたのか。それだけでなく、夜廻りなど医療以外の支援活動まで関わったのか。
クリスチャンだから? 待っている人がいるから?(実際、長年の路上生活で身も心も痛めている人がたくさんいます)、、、これだけでは説明が付きません。
私は、彼女を引き付ける魅力がこの町の人たちにあったからと考えます。
この町の人たちは、労働者、支援者ともどこか凸凹があって、社会に傷付けられてきた少数派(マイノリティ)。20年来の知り合いの方は、会うたびに「傷を持っている者は、ほんとのやさしさと魅力を持っている。これはこの町にしかない。」と言っていました。
彼女は、多数派の社会にはないマイノリティたちの魅力を、この町で感じていたことでしょう。

細々ながらも、私が20年にわたり、この町で活動する人たちとの縁が続いているのも、「マイノリティたちの魅力」を感じていたからに他ならないでしょう。特に「自分のマイノリティ」(発達障害)を知った今、私はそれを明確に意識しています。
同時に、今までに経験してきたことや出会った人たちはすべて必然だったのでは、と感じています。
改めて、私にはマイノリティたちをつないでいく役割があると考えています。

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近所の花を撮ってみました-ひと休み

ひと休み記事です。家の近くに咲いている花たちを撮ってみました。
この季節、街中にもたくさんの花が咲いています。春の花たちをお楽しみください。今回は、撮影時刻も付けてみました。
花の名前をご存知の方は、ぜひ教えてください。写真左上に番号を付けておきます。

朝7時、晴れ。朝のやわらなか日差しの中での撮影です。
(1)
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(2)
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(3)
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(4)
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こちらは快晴の昼過ぎ(16時)に撮影。カチッと写っています。
(5)
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(6)
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同じく16時頃の撮影ですが、こちらは日陰です。
(7)
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日陰といっても、こちらは建物の陰。日なたとは写り方が大きく異なります。
(8)
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こちらは朝6時半、曇りの中での撮影です。
(9)
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こうやって並べてみると、時刻、天候によって写り方が大きく変わることがよくわかります。

今回の花たちは、どれも街中の道端に咲いていたものです。被写体はどこにでもあるものだと、改めて思いました。

ここで、今回の撮影で気を付けたことを少し。
・ホワイトバランス
デジカメには、たいてい「ホワイトバランス」(WB)という設定があります。ケータイのカメラにも付いています。屋外・昼間での撮影の場合、これを「オート」から「晴天」や「曇り」に切り替えると、青っぽさが抜け、発色がかなり自然になります。もちろん、カメラにもよりますが。「晴天」と「曇り」の差は大きくありませんので、好みで。
・ズーム
これらは、ズームを長焦点(望遠)側にして撮っています。そうすることで、写る範囲を狭められるので、建物や道路などの写り込みを避けることが出来ます。また、被写界深度を浅く出来るので、まわりがをぼかし、狙った花だけに焦点を合わせることが出来ます。

使用しているカメラは、購入して既に5年を超えているコンパクトデジカメ(KYOCERA S3R)ですが、長焦点(35mm換算で105mm)のままマクロ撮影が出来、小さな花にもピントが合ってくれるので、重宝しています。

でも、このパターンだけでなく、いろんな写真を撮ろうと思っているこの頃です。

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堀川ひとみ大型ライブ「ひーたん生誕祭2010」へ一緒に行きませんか?

シンガーソングライター 堀川ひとみさんの大型ライブ「ひーたん生誕祭2010」へ一緒に行きませんか?
年に一度の、ひとみさんの誕生日記念ライブです。

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画像をクリックすると、チケット購入先「株式会社うたの国」へジャンプします。

日付:6/27(日) open 17:00 / start 18:00 (終演 20:00予定)
チケット代 2300円(会場にてワンドリンクご注文必須。)
会場 STAR PINE'S CAFE
[HP]http://www.mandala.gr.jp/spc/top.html
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251
会場へのアクセスなどは、「年に1度の堀川ひとみ誕生日ライブ「ひーたん生誕祭2010」の案内です」へ。

5/27までにチケット予約すると、早期購入特典がつきます!!
当日会場で初披露する曲を収めたCDをライブ終了後にもらえます♪

進化し続けるひとみさんに会えるのが、とても楽しみです。きっと、京都で会ったときよりもっと素敵になっていることでしょう。
名門ライブハウスであることも、このライブの魅力のひとつです。
あなたも「ひーたん生誕祭」への参戦はいかがですか? ぜひ参加表明を!
関西の仲間のみなさん、一緒に行きましょう! 私は、ライブ当日の朝に大阪から向かう予定です。

「堀川ひとみって誰?」という方は、当ブログ右サイドにある、公式Webへのリンク「堀川ひとみ-禁断のmy room-」へどうぞ。「ねぇ」も聴いてくださいね。

上の生誕祭バナーを作成した「ぷぷちゃん」の応援サイトはこちら。
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「ひとみファイターズどっとこむ★ぷぷちゃんの私的堀川ひとみ応援サイト」

公式Web「堀川ひとみ-禁断のmy room-」が、ブログ村「発達障害」カテゴリーで人気急上昇中!
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堀川ひとみさんを囲む京都オフ会に参加しました

先日、京都でシンガーソングライター 堀川ひとみさんを囲むオフ会が行われました。
(堀川ひとみさんについては、当ブログの右サイドをご覧ください。動画もどうぞ。)
集まったのは、ネットでひとみさんを知った関西のファン8名。全員ブロガーでもあります。ひとみさんとリアルで会うのは、私も含め全員初めて。その日の私は、朝からどきどきそわそわでした。
ひとみさんは、遅れて加わった私をめいっぱいの笑顔で迎えてくれました。あこがれのひとみさん、でも、会った数秒のちにはすっかりお友達になっていました。
ときに「あれ、大阪人かな」って思うほど笑いを取る、とっても楽しいひとみさん。おしゃべりが進んでいくと、今度は真剣に語る姿にすごい迫力を感じます。やはり社長です。まったく裏表がなく、考えが一貫していて、どこまでもまっすぐな人です。
数時間、休む間もなくいっぱいおしゃべりしました。

ひとみさん、おしゃべりにあまり反応できなくてごめんなさい。私は、リアルタイムに返事出来ない人なのです。でも、「うん、そう」と思う話、ほんとたくさんありました。
誰もがそれぞれ自分の国のお姫様・王様であるということ、「国」=それぞれ文化が違って当たり前で、どの国も侵されてはならない、ですよね。
また、問題にぶつかって苦しんできた人ほど、人のことをわかる力があるってこと、ほんとそう思います。私は、この話の間ずっと「明日難民~それでも明日を生きるには?~」の歌詞が頭に浮かんでいました。
経験してきたことに無駄なものは何ひとつないですよね。それらを手土産に、少数派が、いや誰もがバカにされない社会、一緒につくっていきたいと思います。
あ、冬に食べる福井の水ようかん(丁稚羊羹)、初めて知りました。今から冬が楽しみです。

後半は、ひとみさんへの私信のような文章になりましたが、その方がオフ会の真剣かつ楽しい雰囲気を感じ取っていただけるのではと思います。
これからも、ひとみさんを応援していきます。

この京都オフ会、何名かの方がレポート記事を書いています。そのうち、ひとみさんのイラスト付きの記事2つを紹介します。どちらも、ひとみさんの雰囲気がとても出ています。ぜひ観に行ってあげてください。

「私はアスペルガー症候群でしーた♪」(しーたさん)
「堀川ひとみさん -アスペルガー症候群の歌姫-」

「アスペと、漫画と、まゆイヌと」(まゆイヌさん)
「アスペルガーのシンガーソングライター 「堀川ひとみ」さん」

ひとみさんの公式サイトへは、当ブログ右サイド「堀川ひとみ-禁断のmy room-」のリンクからどうぞ。
応援サイトもあります。

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学びの原点に立ち戻る-5月のフェルデンクライス講習が終了しました。

12日間のフェルデンクライス・メソッド講習(指導者養成コース・京都)が終了し、私は昨日から職場に戻っています。
前回に続き、この講習で気付いたことを記しました。自分のためのメモですが、どこか重なるところがあるかもしれないと思い、公開にしています。
前回の記事のとおり、4年目に入った今回は、1年目から言われてきた「学び」の原点に立ち戻る場面がたくさんありました。「決して何かを教えようとするものでない。」「クライアント自身が持っているものを引き出す(気付かせる)だけだ」と。
でも、言葉だけでは何も見えてきません。実際、1対1の模擬レッスンで、私はかなり苦戦しました。どうしても、「教えよう」としてしまうのです。
そのとき、模擬レッスンの相手(同じ受講生です)からアドバイスをもらいました。「あなたは、クライアントの動きに寄り添うだけでいいんだよ」と。
謎が解けました。私は「自分がクライアントの体をどう動かすか」ばかり考えていたのです。このレッスンの主体が、指導者でなくクライアントであることを忘れていたのです。
今回は私の失敗談です。でも、こういう経験も学びであると考えています。

ところで、ここで言う「相手に寄り添う」は、「相手を一旦そのまま受け止めること」と言ってもいいでしょう。その人と同じになるわけではないけど、「この人はそうなんだな」と受け止めること。発達障害界でも、ずっと言われていることかと思います。いや、すべての人との関わりは、ここから始まるでしょう。
まだまだ未熟な私ですが、本メソッドを通じてこのことを伝えていければと思っています。

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(追記は、次回記事の予告です。)

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学びとは、ひとりひとりが持っている力を引き出すこと-フェルデンクライス講習会メモ

前回に引き続き、フェルデンクライス指導者養成コース関連です。今回は講習会メモです。(フェルデンクライス・メソッドとは、ボディワークのひとつです。ネット検索いただけると、たくさんの情報が出てきます。なお、過去の講習会メモは、本ブログ「フェルデンクライス」カテゴリから見ることが出来ます)
今回の記事は、どちらかというと本メソッドを知っている方向けですが、知らない方にも重なる部分がたくさんあると思いますので、お読みいただければと思います。

今回のメモです。
・私たちが行う指導とは、クライアント(受ける人)の『自分の体への気付き』(=学び)を助けることであり、決して何かを教えようとするものでない。
・『気付きを助ける』とは、クライアントの体を強制的に動かすことでない。体に触れるだけで十分である。」
私たちプラクティショナー(指導者)がすべきことは、与えることでなく、クライアント自身が持っているものを引き出す(気付かせる)だけだと。言い換えれば、それ以上のことは私たちには出来ないのだと。
1年目から言われてきた本メソッドの基本ですが、4年目になってやっとその意味がわかってきた気がします。今まで、私に「何か教えないと」という意識があったのですが、それはクライアントが自ら学ぶ力を持っていることを信じていなかったためです。
学び方は、ひとりひとり違います。ひとつのやり方で「教え」ても、クライアントは学べません。クライアントそれぞれの「学び方」を信じることからしか、学びは始まらないわけです。
そして、「学び」のきっかけは「気付き」。私たちは、「気付き」をお手伝いするだけのことだったのです。
これは、発達障害(特に学習障害)で言われていることとほとんど重なるのではないでしょうか。私が本メソッドを学んでいるのは、この考えに惹かれたからです。
なお、本メソッドはボディワークであり、座学(学校の各教科など)とは異なるものですが、根っこは同じではないかと思っています。
といっても、フェルデンクライス・メソッドは、人の能力を引き出すひとつの「切り口」に過ぎません。私は、たまたま本メソッドに出会ったので続けていますが、世の中にはいろんな「切り口」があることでしょう。いろんな人が、いろんな切り口で人の能力を引き出すことが出来るようになれば、きっと社会は変わると思います。
今回の講習(全12日間)は、残すところあと4日。本メソッドのキーワードでもある「気付き」と「学び」に出会ってきます。

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(この講習会に関する追記があります。)

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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