風を感じて
いろんな風を感じて生きています。
冬の田園風景-週末サイクリングより
今日はひと休み記事です。
週末サイクリングのときに撮った写真をたくさん載せました。のどかな冬の風景をお楽しみください。
街を抜けると、車の少ない田園地帯に入ります。

この日は雲ひとつない快晴、空が青いです。

ちょっとわかりにくいですが、右側にお寺の鐘が見えます。

人里を離れて峠道に入ると、こんな景色が現れます。


正午過ぎですが、月が見えていました。

同じ地点からの撮影です。わずかに月が見えます。

峠道です。


この日もよく走りました。今回は後ろからの撮影です。

冬場は、風が強かったり、山沿いでは雪が残っていたりと、走りにくい日もありますが、それを除けば自転車乗りにとって結構いい季節です。手袋、シューズカバー、耳あてなど、末端部分の対策さえしっかりしていれば、寒さは気になりません。ほとんど汗をかかないので、疲れにくく、実に快適です。
それぞれの季節にしか見られない風景がたくさんあります。そういった景色に出会うことが、自分の元気につながっています。
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週末サイクリングのときに撮った写真をたくさん載せました。のどかな冬の風景をお楽しみください。
街を抜けると、車の少ない田園地帯に入ります。

この日は雲ひとつない快晴、空が青いです。

ちょっとわかりにくいですが、右側にお寺の鐘が見えます。

人里を離れて峠道に入ると、こんな景色が現れます。


正午過ぎですが、月が見えていました。

同じ地点からの撮影です。わずかに月が見えます。

峠道です。


この日もよく走りました。今回は後ろからの撮影です。

冬場は、風が強かったり、山沿いでは雪が残っていたりと、走りにくい日もありますが、それを除けば自転車乗りにとって結構いい季節です。手袋、シューズカバー、耳あてなど、末端部分の対策さえしっかりしていれば、寒さは気になりません。ほとんど汗をかかないので、疲れにくく、実に快適です。
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発達障害関連シンポジウム(京都)の案内です。
京都府内で行われる、発達障害関連シンポジウムの案内です。

「子育て・教育の「しんどさ」の解決法を見つけにいこう!」
発達が気になる親子に役立つ地域支援を考える-子育てを地域で支援するネットワークのあり方-
日時:平成22年2月6日(土)10:00~12:00
場所:宇治市生涯学習センター 第1ホール
協力金:1,000円(参加費・資料代を含む)
対象者:子育て・教育・福祉に興味のある方
定員:先着100名
主催:NPOこせい舎
詳しくは、上のチラシをクリックください。連絡先、申込方法、内容、地図が載っています。
関西にもたくさんの発達障害関連NPOがあり、活躍されています。応援したく、案内をアップしました。
ぜひ参加してあげてください。
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「子育て・教育の「しんどさ」の解決法を見つけにいこう!」
発達が気になる親子に役立つ地域支援を考える-子育てを地域で支援するネットワークのあり方-
日時:平成22年2月6日(土)10:00~12:00
場所:宇治市生涯学習センター 第1ホール
協力金:1,000円(参加費・資料代を含む)
対象者:子育て・教育・福祉に興味のある方
定員:先着100名
主催:NPOこせい舎
詳しくは、上のチラシをクリックください。連絡先、申込方法、内容、地図が載っています。
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週末の自転車ツーリング(週末練)
今回は、純粋なスポーツ自転車(ロードバイク)の話です。
今日は、自転車ロードレーシングチームの週末練(ツーリング)に参加してきました。週末練は毎週土日に行われており、私はたいてい、土日のどちらかに参加しています。ソロで走ることもありますが、最近はチームの仲間と走る方が多いです。
この週末錬は、メンバーもコースもそのとき次第、毎回変わります。顔なじみだったり、初めてご一緒する人だったり。
今日はちょうど10名。路肩にうっすら雪が残る道を100kmあまり走りました。
今日の風景です。チームで走っていると、走行中に写真を撮るのが難しいので、休憩場所で撮ったもののみです。

角度を変えてみました。

仲間と一緒に走るときは、チームプレーによって、より速く、遠くへ行くことが出来ます。
自転車の走行抵抗の大半は空気抵抗、速くなればなるほどその比率は大きくなります。空気抵抗をいかに少なくするかが、速く走る重要な要素となります。それをチームプレーによって実現するわけです。
ロードバイクのチームは、たいてい縦一列になって走っています。先頭はまともに風を受けますが、2番手以降は、先頭の「風除け」のおかげでかなり楽に走れます。空気抵抗を減らす最大の方法です。
同じような脚力の人たちなら、先頭交代して走ります。脚力の弱い人は、その後ろに付きます。これだけで、かなりの脚力差をカバーすることが出来ます。
それでも遅れる人がいれば、脚力のある1,2名が集団から離れ、その人の前に付きます。(「アシストする」と言います)
すると、速度差を小さく出来るだけでなく、その人と一緒に前方の集団に追い付いてしまうことも多いのです。不思議なものです。
私がアシストするときは、決して遅い人に無理させるのでなく、その人のペースを推し量って、合わせるようにします。速度を上げると離れていきますので、「速過ぎず遅過ぎず」はすぐにつかめます。
そうすることで、結果としてかなりの速度で走ることが出来るのです。きっと、物理的効果だけでなく、精神的効果もあることでしょう。私自身がそうやってアシストされることも多いので、間違いないでしょう。
なお、アシストする側も、「風除け」になるわけですから、いい練習になります。
発達障害者に対し、「空気が読めない」という単純な言葉で、人の思い、感覚が何もわからないように言われがちですが、この1年多くの仲間たちと出会ってきて、明確にそれは誤りであると断言できます。
定型発達者よりはるかに細やかで、やさしい人が多いと言いきれます。ただ、定型発達者とちょっと違ったり、抜けがあったりするだけのことです。
私のつたない一例と関係するのかどうかわかりませんが、書いていてこのことをはっきり意識したので、ちょっと場違いかなとは思ったものの、そのまま記すことにしました。
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今日はちょうど10名。路肩にうっすら雪が残る道を100kmあまり走りました。
今日の風景です。チームで走っていると、走行中に写真を撮るのが難しいので、休憩場所で撮ったもののみです。

角度を変えてみました。

仲間と一緒に走るときは、チームプレーによって、より速く、遠くへ行くことが出来ます。
自転車の走行抵抗の大半は空気抵抗、速くなればなるほどその比率は大きくなります。空気抵抗をいかに少なくするかが、速く走る重要な要素となります。それをチームプレーによって実現するわけです。
ロードバイクのチームは、たいてい縦一列になって走っています。先頭はまともに風を受けますが、2番手以降は、先頭の「風除け」のおかげでかなり楽に走れます。空気抵抗を減らす最大の方法です。
同じような脚力の人たちなら、先頭交代して走ります。脚力の弱い人は、その後ろに付きます。これだけで、かなりの脚力差をカバーすることが出来ます。
それでも遅れる人がいれば、脚力のある1,2名が集団から離れ、その人の前に付きます。(「アシストする」と言います)
すると、速度差を小さく出来るだけでなく、その人と一緒に前方の集団に追い付いてしまうことも多いのです。不思議なものです。
私がアシストするときは、決して遅い人に無理させるのでなく、その人のペースを推し量って、合わせるようにします。速度を上げると離れていきますので、「速過ぎず遅過ぎず」はすぐにつかめます。
そうすることで、結果としてかなりの速度で走ることが出来るのです。きっと、物理的効果だけでなく、精神的効果もあることでしょう。私自身がそうやってアシストされることも多いので、間違いないでしょう。
なお、アシストする側も、「風除け」になるわけですから、いい練習になります。
発達障害者に対し、「空気が読めない」という単純な言葉で、人の思い、感覚が何もわからないように言われがちですが、この1年多くの仲間たちと出会ってきて、明確にそれは誤りであると断言できます。
定型発達者よりはるかに細やかで、やさしい人が多いと言いきれます。ただ、定型発達者とちょっと違ったり、抜けがあったりするだけのことです。
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フェルデンクライスを自転車に生かす(風景写真あり)
今回は、私がフェルデンクライスを自転車に生かしていることについて書いてみました。感覚的で、ちょっとマニアックな内容になりましたので、後半に風景写真を載せています。ぜひ一緒にご覧ください。
フェルデンクライスでよく出てくる体の部位に、「丹田」(「たんでん」-おへその下10cmあたり)があります。体の重心と言われており、武道などでも重要視されています。
丹田には、解剖学的には何もないそうですが、その周囲には大きな筋肉群がいくつもあり、力を生み出す中心と言えるでしょう。
スポーツ自転車(ロードバイク、MTBなど)の乗車フォームにおいても、丹田の意識は重要と感じています。決して丹田に力を入れるわけでなく(丹田そのものには筋肉がありませんので)、丹田を意識することで、体がぶれず、脚の力を正確にペダルに入力出来るように思います。重心がぶれては、力が逃げてしまいます。逆に上半身は、重心をしなやかに保つべく、力を入れて固めず、出来る限り楽にしておきます。
走りが劇的に変わるわけではありませんが、こういったことが体の故障を防ぎ、結果として長期にわたり高いパフォーマンスが得られると考えています。
これは一例で、フェルデンクライスで学んだことはいろんな点で生かされていると思います。
また、フェルデンクライスは「発達」がテーマなので、発達障害への適用を以前から考えていますが、具体化にはまだ時間がかかりそうです。将来まとまれば紹介したいと思います。
さて今日は、丹田を意識しながら自転車で出かけました。週末こんなところを走っています。
週末は、平日の早朝練「早朝のぜいたく -秋編-」のコースより先に進みます。ほとんどが山沿いの道です。
山の合間には、たくさんの棚田があります。普段は見上げながら走り抜けるだけなので、こんな感じで見ています。

今日は、棚田の上まで登ってみました。やはりいいですね。

峠の途中の池は、昼間も凍っていました。水面に雪も残っていました。

峠を越えると、木々の間から平野部を見下ろすことが出来ます。

平野まで下ってきました。

今日は半日の行動だったので、ここで折り返しです。別の峠を越えて帰ります。
非常に見通しのいい峠を通りました、その分登りがきついですが、、、

さらに帰り道の途中です。冬の雰囲気です。

これは、帰り道に通過する園芸店の壁に貼られていたものです。オーナーさんを尊敬します。

ちなみに、早朝や週末はこの自転車で走っています。

今日の走行距離は約80km。半日だとこれくらいです。まる1日行動すると、150-200kmになります。
雪はありませんが、冬の景色を楽しんでいただけると幸いです。
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フェルデンクライスでよく出てくる体の部位に、「丹田」(「たんでん」-おへその下10cmあたり)があります。体の重心と言われており、武道などでも重要視されています。
丹田には、解剖学的には何もないそうですが、その周囲には大きな筋肉群がいくつもあり、力を生み出す中心と言えるでしょう。
スポーツ自転車(ロードバイク、MTBなど)の乗車フォームにおいても、丹田の意識は重要と感じています。決して丹田に力を入れるわけでなく(丹田そのものには筋肉がありませんので)、丹田を意識することで、体がぶれず、脚の力を正確にペダルに入力出来るように思います。重心がぶれては、力が逃げてしまいます。逆に上半身は、重心をしなやかに保つべく、力を入れて固めず、出来る限り楽にしておきます。
走りが劇的に変わるわけではありませんが、こういったことが体の故障を防ぎ、結果として長期にわたり高いパフォーマンスが得られると考えています。
これは一例で、フェルデンクライスで学んだことはいろんな点で生かされていると思います。
また、フェルデンクライスは「発達」がテーマなので、発達障害への適用を以前から考えていますが、具体化にはまだ時間がかかりそうです。将来まとまれば紹介したいと思います。
さて今日は、丹田を意識しながら自転車で出かけました。週末こんなところを走っています。
週末は、平日の早朝練「早朝のぜいたく -秋編-」のコースより先に進みます。ほとんどが山沿いの道です。
山の合間には、たくさんの棚田があります。普段は見上げながら走り抜けるだけなので、こんな感じで見ています。

今日は、棚田の上まで登ってみました。やはりいいですね。

峠の途中の池は、昼間も凍っていました。水面に雪も残っていました。

峠を越えると、木々の間から平野部を見下ろすことが出来ます。

平野まで下ってきました。

今日は半日の行動だったので、ここで折り返しです。別の峠を越えて帰ります。
非常に見通しのいい峠を通りました、その分登りがきついですが、、、

さらに帰り道の途中です。冬の雰囲気です。

これは、帰り道に通過する園芸店の壁に貼られていたものです。オーナーさんを尊敬します。

ちなみに、早朝や週末はこの自転車で走っています。

今日の走行距離は約80km。半日だとこれくらいです。まる1日行動すると、150-200kmになります。
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フェルデンクライス・メソッドの講習期間中です。
1月初めから、フェルデンクライス・メソッドの集中講習(指導者養成コース・京都)に通っています。今回は、4年コースの3年目最後の学期。あと1年というところまで来ました。
今回も、期間中は講習会メモを記していきます。
このメソッドで最も大切にしているのは、「指導者(プラクティショナー)は、受ける人(クライアント)に対し、何かを教えようとするのでなく、『共にいる』こと。」
このメソッドには、クライアントの体に直接触れる指導法があるわけですが、指導者が「問題箇所を探る」「悪いところを直す」という姿勢ではなく、クライアントが自ら学び、解決法を探していくことを手助けさせていただく、という考えが基本になっています。「体の動きを通した対話」とも呼んでいます。
クライアントがどの動きのときに何を学ぶかは、ひとりひとり異なります。決まった手順は何もなく、クライアントそれぞれに違ったアプローチをしていきます。つまり、"Learning difference" が当たり前。きっと、発達障害とも相性がいいものと考えています。
さて、フェルデンクライスの講習会と言えば、やはり去年1月の講習会にいただいたガーデンシクラメンの経過報告でしょう。
関連記事:秋のガーデンシクラメン・・・栽培記その4
まずは、写真をご覧ください。鉢が小さく見えるほど、葉っぱが広がっています。

まだ開花していませんが、つぼみがたくさん見られます。

この鉢植えを私に贈ってくださったロビー先生は、今回1年ぶりの来日です。このコースに関わる何人もの先生のうち、私が最も「技を盗もう」と思う先生です。今回も驚きの連続です。
今回の講習は、1月2日から14日まで。残すところあと3日。めいっぱい技を盗んできます。
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このメソッドには、クライアントの体に直接触れる指導法があるわけですが、指導者が「問題箇所を探る」「悪いところを直す」という姿勢ではなく、クライアントが自ら学び、解決法を探していくことを手助けさせていただく、という考えが基本になっています。「体の動きを通した対話」とも呼んでいます。
クライアントがどの動きのときに何を学ぶかは、ひとりひとり異なります。決まった手順は何もなく、クライアントそれぞれに違ったアプローチをしていきます。つまり、"Learning difference" が当たり前。きっと、発達障害とも相性がいいものと考えています。
さて、フェルデンクライスの講習会と言えば、やはり去年1月の講習会にいただいたガーデンシクラメンの経過報告でしょう。
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まずは、写真をご覧ください。鉢が小さく見えるほど、葉っぱが広がっています。

まだ開花していませんが、つぼみがたくさん見られます。

この鉢植えを私に贈ってくださったロビー先生は、今回1年ぶりの来日です。このコースに関わる何人もの先生のうち、私が最も「技を盗もう」と思う先生です。今回も驚きの連続です。
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新しい発達障害観の模索-「企業社会と私」シリーズまとめ
「企業社会と私」シリーズへのお付き合いありとうございました。今回はまとめです。
この連載では、つたない私の経験ではありますが、発達障害者の企業社会との関わりの一例をそのまま伝えたく、事実を可能な限り具体的に書くことから始めました。そのため、「成果主義」「目標管理」「(ビジネス)フレームワーク」「ISO9000」など、聞き慣れないビジネス用語が多く出てきたかと思います。意味がつかみにくかった言葉については、一度ネット検索にて調べていただけると幸いです。
後半では、多くの人が「(変と思っても)まわりに流される」行動を、「定型者の特性」(短所でもある)と考察しました。「特性」というと、発達障害者にばかり当てはめられがちですが、会社をダメにすることもある多数派(=おおむね定型者)の行動は、十分「特性」と呼ぶに値すると考えました。会社の多数派を見ていると、考え方どころか、口調まで同じになってきます。まるで「金太郎飴」状態です。それほどまでに強い「流される」特性を持つと見ています。逆に、発達障害者の流されない姿勢は、長所でもあります。
また、定型者の「普通」とされる部分を「特性」と呼ぶことにより、定型者と発達障害者を対等な関係として見ることが出来るのではないでしょうか。
そして、そこから出てきたのが「定型者と発達障害者が補完しあう関係」です。企業にとって補完しあう関係が必要不可欠であると考えたわけです。私は、社会全体がそうでなければ発展しないと真剣に思っています。
ここで、「補完しあう」ために、私が最も重要と思うことを挙げたいと思います。
「定型者、発達障害者ともに、自分自身の特性(長所、短所)を知り、またお互いその特性を知ること。」
私の会社では、自分の特性に気付かず、まわりも特性であることに気付かないために起こっているディスコミュニケーションが多く見られます。
自分自身の特性を知ることは、本人が抱えてきたストレス、生きづらさの原因を知るものであり、お互いの特性を知ることは、真のコミュニケーションを図るために必須であるはず。すべてはここからしか始まらないと、私は確信しています。
しかし、それにはまず、定型者によってつくられた、発達障害に対する「○○が出来ない」といったネガティブなイメージをなくさなければなりません。安心してオープンにできる環境がなくては、特性を語るどころか、自分の特性を受け入れることすら出来ません。何よりも優先する、緊急の課題です。
この連載が、ネガティブなイメージを払拭する一助になれば幸いです。
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(追記は、記事で使った言葉の解説です。)
この連載では、つたない私の経験ではありますが、発達障害者の企業社会との関わりの一例をそのまま伝えたく、事実を可能な限り具体的に書くことから始めました。そのため、「成果主義」「目標管理」「(ビジネス)フレームワーク」「ISO9000」など、聞き慣れないビジネス用語が多く出てきたかと思います。意味がつかみにくかった言葉については、一度ネット検索にて調べていただけると幸いです。
後半では、多くの人が「(変と思っても)まわりに流される」行動を、「定型者の特性」(短所でもある)と考察しました。「特性」というと、発達障害者にばかり当てはめられがちですが、会社をダメにすることもある多数派(=おおむね定型者)の行動は、十分「特性」と呼ぶに値すると考えました。会社の多数派を見ていると、考え方どころか、口調まで同じになってきます。まるで「金太郎飴」状態です。それほどまでに強い「流される」特性を持つと見ています。逆に、発達障害者の流されない姿勢は、長所でもあります。
また、定型者の「普通」とされる部分を「特性」と呼ぶことにより、定型者と発達障害者を対等な関係として見ることが出来るのではないでしょうか。
そして、そこから出てきたのが「定型者と発達障害者が補完しあう関係」です。企業にとって補完しあう関係が必要不可欠であると考えたわけです。私は、社会全体がそうでなければ発展しないと真剣に思っています。
ここで、「補完しあう」ために、私が最も重要と思うことを挙げたいと思います。
「定型者、発達障害者ともに、自分自身の特性(長所、短所)を知り、またお互いその特性を知ること。」
私の会社では、自分の特性に気付かず、まわりも特性であることに気付かないために起こっているディスコミュニケーションが多く見られます。
自分自身の特性を知ることは、本人が抱えてきたストレス、生きづらさの原因を知るものであり、お互いの特性を知ることは、真のコミュニケーションを図るために必須であるはず。すべてはここからしか始まらないと、私は確信しています。
しかし、それにはまず、定型者によってつくられた、発達障害に対する「○○が出来ない」といったネガティブなイメージをなくさなければなりません。安心してオープンにできる環境がなくては、特性を語るどころか、自分の特性を受け入れることすら出来ません。何よりも優先する、緊急の課題です。
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(追記は、記事で使った言葉の解説です。)
テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体
企業の中での「定型者と発達障害者のいい関係」を考える
「企業社会と私」シリーズその4です。前回(その3)は、多くの人と私の考えと行動の違いについて考察してみました。今回は、そこから企業の中で定型者と発達障害者がいい関係をつくれないかを考えます。
私は、定型者と発達障害者は補完しあう関係であるべきではないかと考えています。
まわりの雰囲気に流され、自分の考えと乖離した主体性のない行動を取る定型者だけでは、会社は活気を失い、業績も低下してしまいます。まじめで「何となく合わせる」ことが出来ない発達障害者は、そういう状態に警鐘を鳴らす大切な存在のはずです。
しかし、前回触れた、「成果主義」の波に乗る「アスペルガーかな」と思う人たちは、「言葉通り」が優先する雰囲気の中で非常に大きな力を発揮しますが、能力の凸凹ゆえ、どうしても一面的になりがちです。特に、今の「成果主義」は、表面的な成果しか見ていないという矛盾を抱えており、全体を考えない偏った方向に進みかねません。
多面的に見ることが出来るのは、定型者本来の特性。自立した(=流されない)定型者による「軌道修正」があって、初めてバランスの取れた方向に向かうと思います。
発達障害者は、どちらかといえばスペシャリスト。ゼネラリストと補完しあういい関係をつくることで、企業の生産性が向上していくのではと考えています。
「企業社会と私」シリーズは、次回、私がこの記事を書いた理由を簡単に記して、ひとまず締めくくろうと考えています。
今回もぜひ押して行ってください。

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(追記を少し書きました。)
私は、定型者と発達障害者は補完しあう関係であるべきではないかと考えています。
まわりの雰囲気に流され、自分の考えと乖離した主体性のない行動を取る定型者だけでは、会社は活気を失い、業績も低下してしまいます。まじめで「何となく合わせる」ことが出来ない発達障害者は、そういう状態に警鐘を鳴らす大切な存在のはずです。
しかし、前回触れた、「成果主義」の波に乗る「アスペルガーかな」と思う人たちは、「言葉通り」が優先する雰囲気の中で非常に大きな力を発揮しますが、能力の凸凹ゆえ、どうしても一面的になりがちです。特に、今の「成果主義」は、表面的な成果しか見ていないという矛盾を抱えており、全体を考えない偏った方向に進みかねません。
多面的に見ることが出来るのは、定型者本来の特性。自立した(=流されない)定型者による「軌道修正」があって、初めてバランスの取れた方向に向かうと思います。
発達障害者は、どちらかといえばスペシャリスト。ゼネラリストと補完しあういい関係をつくることで、企業の生産性が向上していくのではと考えています。
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