早朝のぜいたく -秋編-

今年3月の記事、早朝のぜいたく-夜景と夜明けの続編です。
冬を除き、平日の出勤前に、自転車で1時間ほど山を走っています。朝5時過ぎに出発なので、3月は「夜景と夜明け」でしたが、夏は「まぶしい朝日」、今は「日の出と朝日」です。
私のぜいたく、「早朝練」風景一挙公開です。

まずは、3月の写真と同じ位置から。上が往路、下が復路です。
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煙のように見えるのは雲です。山に入る前(上の往路より前に撮影)の景色です。
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こんな道を走っています。
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この石垣はダムです。山の中です。
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山に入れば車もほとんどなく、静かで都会の喧騒を忘れさせてくれます。ぜいたくと思っていただけるでしょうか。
早朝練、毎日ではありませんが、週に何回か走ります。秋の終わりまで続きます。

発達障害関連の記事を書くには、かなりのエネルギーが必要です。こういう「ひと休み記事」をはさみながら書いていこうと思っています。

テーマ : 小さなしあわせ - ジャンル : 日記

「わかってもらえる人がいない」-満たされない想い

今回は、発達障害を持つ友人と話をしていて気付いたことをヒントにしました。
自分の日々の不安、さびしさは、「わかってもらえる人がいない」という満たされない想いから来ているのかな、と。
でも、私は何をわかってもらいたいか、うまく言葉に出来ません。決して何かをしてほしいわけではなく、ただ「そうなんだな」って受け止めてほしいだけ。しかし、そのことを伝えられません。
ところが、最近ちょっとうれしいことがありました。知り合いが出演するお芝居を観に行って、公演後その役者さんとおしゃべりしたときのことです。

役者さん「お芝居の感想は?」
私「感想はちょっと、、、」
役者さん「あ、そうだったね。感想は顔を見ればわかるよ。」

「あ、これだ」と。これだけでいいんだと。
なお、その役者さんは以前から私のブログを読まれており、私の発達障害を知っておられます。
「感想はちょっと、、、」と言えた自分も、進歩したのかもしれません。今までなら、苦しみつつも何か答えていましたから。

このお芝居のすぐあとに、前々回の記事「続・私は普通なのか普通でないのか」で引用させていただいた、しーたさんの記事に出会いました。私の想いと見事に重なる部分を再度引用します。

「あなたと話をしている、今、このときも
あすぺさんは緊張して神経をはりつめているのです。
そのことを、理解してほしいと思います。
それだけで、あすぺさんは報われるのです。」

今は、わかってもらえる人を少しずつ増やしていけるかもしれないと思えるようになってきました。

発達障害者へのサポートとして、よく「学校などで、ひとりかふたり『理解者』がいること」が言われるかと思います。誰もいないか、ひとりでもいるかの違いは、非常に大きいです。
私の場合、職場以外の人との交流(自転車チーム、劇団など)では、一部の人にだけですが、自分の発達障害のことを言っています。でも、「主たる活動と関係ないのに、私のことで時間を取るべきではないのでは」という思いが先行し、コソコソと自分のブログを紹介するのが精一杯で、積極的には言っていません。
でも、今回音響スタッフとして関わる劇団では、「ひとりかふたり」を確実に得るべく、積極的に言っていこうと考えています。初めての試みです。

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連休はサイクリングを楽しみました

難しい記事が続いたので、今回はこの連休に出かけた日帰りサイクリングの風景を載せてみました。きれいな景色をお楽しみください。

まずはこの写真から。大阪北部・萩谷岡山林道の途中で撮影したものです。遠くに街が見えます。
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自転車で坂道を登るのは決して楽ではありませんが、それを上回る景色のすばらしさ、車も信号もほとんどない走りやすさがあります。
なお、登坂を得意とする者を、俗に「坂バカ」と呼びます。私もそのひとりです。

こちらは、「保津川下り」の出発点・亀岡(京都)にある、「愛宕谷林道」の風景です。
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道沿いには川も流れており、涼しいです。
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林道を登りきると、棚田が広がります。
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立派に実った稲があざやかです。稲刈り後の田とのコントラストもきれいです。
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秋です。あちこちにコスモスが咲いています。
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接写です。
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これもコスモスの1種でしょうか。
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棚田の間を下って帰り道です。
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空も青く、気持ちのいい1日でした。
リフレッシュできたので、仕事に記事に新たな気持ちで取り組めそうです。

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続・私は普通なのか普通でないのか

私の前々回の記事に関連する記事を紹介します。とってもかわいい、でもまじめな4コマ漫画が付いた人気ブログの記事です。
”私はアスペルガー症候群でしーた♪” 「社会適応への道のり(その3)」
http://ameblo.jp/yoko-yam/entry-10341350419.html
関連するいくつかのことが、ひとつの記事にまとめられています。私が前々回の記事で言いたかったことがすべて書かれている思いです。対人スキルを身に付けてきたことも、「今、このときも、緊張して神経をはりつめていること」も、努力をやめた瞬間に"社会不適応者"に戻ってしまう恐怖も。どれも、前々回の記事で私が言語化出来なかったことです。しーたさん、大感謝です。
しかし、私は壊れて休職したことも、顕著な二次障害に苦しんだ経験もなく、「私もそうだ」と言い切る証拠がありません。私がいつも「緊張して神経をはりつめている」かどうかなど、証明するすべがありません。私は単に、出来ないことの言い訳を探しているだけかもしれないわけです。
でも、私が感じ続けている、この得体の知れないしんどさは一体何?
答えは出ません。でも今は、言い切ることはできなくとも、「その可能性がある」までは言ってもいいのかなと思っています。
みなさんの力をお借りして、さらに探っていきたいと思いますので、ご協力よろしくお願いします。

(追記 しーたさんからコメントいただいています。コメントも併せてお読み頂けると幸いです。)

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5000アクセスに感謝!

ブログを書き始めて10ヶ月、とうとう5000アクセスを越えました。うれしい限りです。
自分に発達障害の疑いがあることを知ったのが、去年の3月。今までの「謎」が解けたものの、具体的にどうすれば生きやすくなるのかわからず、迷いに迷って行き着いた先がこのブログ開始でした。
このブログを通じて多くの人と出会い、また古い友人からも励ましの言葉をいただきました。
たくさんのコメントは、私の宝物であり、自慢でもあります。
平均すると17アクセス/日、決して大きい数字ではないですが、私にとってはとても重みのあるものです。
私は主観的な文章が苦手で、週に1回程度の更新が精一杯ですが、これからも細く長く続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

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私は普通なのか普通でないのか

実は、私には「自分はまわりに合わせている」という意識がありません。
合わせていないだけ?という突っ込みもアリですが、何とか会社員出来ているところを見ると、自由奔放ということはきっとないでしょう。
本(「私たち、発達障害と生きてます」など)や多くの方のブログを読むと、みなさんほんとにつらい経験をされていると思います。私には、具体的に「こんなつらいことがあった」と言えるものがあまりありません。
強いて言えば、小学生の頃、いつも「44対1だ」って叫んでいたことがあるくらいか。(当時は45人学級でした)
でも、アスペルガーのことを聞いた瞬間、私は「長年の謎が解けた」というはっきりした思いを持ちました。言葉にならない、40年余りずっと感じ続けてきた何かを。学校、職場だけでなく、趣味の集まりの中でも感じてきた何かを。
精神科医には、私が「人が簡単に受け答えするところを、私は頭の中でぐるぐる考えてから答えを出している?」と質問したとき、「そうだろう」と言われたものの、人がどういう思考回路をしているか知るすべもなく、ほんとにそうなのかわかりません。
説明が付かない思いに、最近苦しんでいます。何かアドバイス、示唆をいただけると幸いです。

でも、職場などで、無理してまわりに合わせているように見える人が結構います。同じく、本人はそのことに気付いていないのでしょう。
こういった思いを書くことは、もしかしたら必要なのかなとも思っています。

(2009/9/13 追記 この記事への補足を、コメント返信の中で書きました。出来れば、コメントも合わせて読んでいただけると幸いです。)


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自分が目指す方向(5)-たったひとりに届けばいい

8ヶ月ぶりの連載記事です。
前回の記事はこちら→ 自分が目指す方向(4)-自分にしか出来ないこと
前の記事の最後に書いた、「(発達障害の分野で)自分にしか出来ないこと」を考えていましたが、見えて来ず、その後止まったままでした。
ところが、先日友人から「100人のうち99人に届かなくても、ひとりに届けば、それは非常に意味のあること」と言われ、肩の荷が下りました。そう、何かを届けようと意図する必要はない、と。
最近なかなか記事が書けず、苦戦しています。評論的にかっこよくまとめることを意識し過ぎているのかもしれません。
「感じたことを少しずつ」という、このブログを書き始めた原点に立ち戻る必要がありそうです。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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