秋の風景-ひと休み-

日の出が遅くなってきて、秋の気配を感じるこの頃。撮りためた秋の風景写真を載せてみました。
多くが、自転車で出かけた合間に撮影したものです。

まずは、間もなくどこででも見られる彼岸花。(撮影:2004年9月、場所:京都府内)
群生しています。
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こちらは、収穫前の棚田です。(撮影:2004年9月 場所:大阪北部)
「北摂」と呼ばれる大阪北部には、自然や田畑が多くあります。
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これは自転車で出かけたものではありませんが、美ヶ原の日の出です。(撮影:2004年11月)
気温は0℃前後、でも、珍しく快晴・無風。運がよかったです。
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柿です。(撮影:2005年10月 場所:京都府内)
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季節は進んで、晩秋です。(撮影:2004年11月下旬 場所:京都府内)
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番外編です。(撮影:2005年12月 場所:大阪北部)
大阪に雪が降った日、MTBで林道を走りました。雪が珍しい地域ですが、時々積もります。
滑ることなく、雪の中を走ってきました。
KIF_1183r.jpg

書きかけの記事がいくつもあるのですが、どれもまとめきれていません。
今しばらくお待ちください。

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フェルデンクライス講習会メモ(2009年8月5-16日)

2週間にわたるフェルデンクライス講習会(指導者養成コース)は16日に終了し、休む間もなくその翌日から仕事に復帰しています。
今回のメインテーマは、「生命の進化」。原始生命体から直立2足歩行までの進化の過程を「体験」、進化(発達)がいかに必然的かつ合理的なものであるかを、身をもって学びました。自らの身体感覚をつかむ「総集編」とも言える内容でした。
4年間の講習ですが、残すところあと1年とちょっと。次回からは、「教える」を中心とした授業になっていきます。
でも、私的なメモとして残したいのは、メンタル面の話。「他人へのねたみ」がテーマになったときのこと。なお、自分なりの解釈を記していますので、講習であったことを忠実に書いているわけではありません。
ここでは、「ねたみは、どこの国の人でも持つものであり、それをなくそうとする必要はない。」との切り出しで、自分のその思いを受け入れ、そして状況によっては、ごまかさず素直に表現することで、相手と本当のコミュニケーションをはかることにつながる、という展開でした。
ここまでなら特筆すべきことではありません。でも、講習の別の場面で出てきた下記の2点を重ね合わせたとき、私の中で謎が解けた気がしました。
まず、「心の奥で感じていることと、表現しようとしていることが、一致しているか、乖離しているかを自分で把握する」こと。自分で把握できれば選択できるという考えです。
次に、「取り繕ったり表面的な感情に走ったりしないよう、何か表現しようとしたときに、一瞬自分を抑える「間」を持つ」こと。食事で言えば、がつがつ食べる自分に気付いたら、一口食べたら一旦箸を置くようにするとか。その方がおいしくいただけますね。
つまり、「間」を持つことで、自分の本当の思いに気付き、ちゃんと表現することにつながり、ひいては「ねたみ」が本当に自分の心の奥で感じていることなのかを見直すことにもなるのではないかと。
過集中になりがちな発達障害者にとって、「間」を持つことは、自分のほんとの思いに気付く非常に有効な方法になるのではと思い、メモに残すことにしました。

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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

弱点があるから、優れた長所がある。

今さらですが、改めて「弱点のない人などいない」と感じています。
職場など日常の場面で、どこか特定の分野で弱点を持つ人が結構います。短期記憶が弱いなどだけでなく、数字を量として把握するのが難しい、英語のスペルを覚えにくい、自分の考えをすぐに修正するのが難しいなど。(ここでは、発達障害ゆえであるかどうかは考えません。)
しかし、もしその人たちを、その弱点を持たない別の人に置き換えるとすれば、仕事がスムーズに行くのだろうか、、、私はNoだと思います。その人たちの多くは、専門分野での第一人者だったりするのです。他の人がその能力を肩代わりすることは不可能です。
しかし、その弱点ゆえのトラブルがあると、多数の人から弱点ばかりを突く矢のような言葉が出てきます。「最大公約数的意見」とでも言うのでしょうか、「多対1」の意見は、時にその人を追い詰める非常に冷たい言葉になります。悲しいことです。
でも、ちょっと発想を変えるだけで状況は大きく変わると思っています。「弱点があるから、優れた長所がある」と。逆に言えば、無難にこなせる人は第一人者になれないと思っています。
同時に、やはり人はひとりでは生きていけないと。補完しあうことで初めて大きなことが出来ると、最近改めて感じています。

なお、私は、細かい違いを見分ける力はありますが、「自分がそれを好きか」を決めることが出来ません。大きなことでなく、食べ物、音楽、衣類、インテリアなどなど、、、違いはわかります。でも、それが好きか嫌いかわからないのです。
でも、普通の会社員をしている限り、そのような主観的なことはあまり必要としないので、何とか仕事が続いているのでしょう。

話は戻って、弱点を指摘するのは、まだいい方と考えています。最悪なのは、それすらしなくなったときです。
ただし、私が経験したのは1例だけですので、特殊なケースなのかもしれません。
1990年後半あたりからでしょうか、どの企業でも「成果主義」が言われ始めました。私が経験したところでも、「(部署でなく個人の)成果を数値化せよ」など、形ばかりの未熟な「成果報告」が登場し、それ以来、社員同士が助け合う場面が減り、弱点をフォローしあう雰囲気がなくなりました。
それだけでも企業としての戦力低下ですが、他部署への協力(干渉)もしなくなったため(「縦割り」と言うのでしょうか)、弱点を指摘するどころか、弱点に触れない雰囲気が強まりました。
するとどうなったか、、、すべてではありませんが、弱点のレベルが会社(管理側)からの要求レベルとなってしまったのです。それ以上の能力が社員に求められないのです。
あえて会社が求める以上のことをしようとする人はほとんどいません。恐るべき企業の戦力低下です。
これも、解決法は同じと考えています。「人にはそれぞれ能力の凸凹がある」ことを認めること。
発達障害者など、能力の凸凹の大きい人の存在を認められるかどうかが、企業の明暗を分けるのかもしれません。
さて、発達障害者がこのような要求レベルの低い職場で働きやすいか、、、Noでしょう。無難にこなすことばかりが求められ、持っている能力を発揮できないのですから。

いくつかのことを書きましたが、部分的にでもコメントいただければと思います。

フェルデンクライスの講習期間中ですが(今日が唯一の中休み)、以前から考えていたことを書き出してみました。明日から7日間、後半の授業が始まります。

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フェルデンクライス講習会メモ(2009年8月2-4日)

例によって、フェルデンクライス講習会期間中は講習会メモを書いていきます。
今回のテーマは、「生命の進化の過程をたどる」。今回はそのテーマに沿った授業(実習)を行うとのこと。初日にこのテーマを聞いたとき、今ひとつ興味がわきませんでした。「そんなこじつけたようなテーマに興味は持てない」と。
しかし、授業の中で「進化は、その(体の)機能が必要だったから」という説明を聞いて納得。必然性や合理性のあることには非常に興味があります。
やはり私は、「雲をつかむ」ようなあいまいなことは嫌いなようです。特性ゆえでしょう。といっても、具体的な指示があればいいわけでなく、合理性など何らかの説明が付き、納得できれることが必要なようです。そうやって不安を乗り切ってきたのでしょう。理系に進んだことも、不安を乗り切るすべだったのかもしれません。

別の講習会メモをもうひとつ。授業の中で気付いたことです。
私は、自分の表情や言動を、まわりの人の反応(といっても、言葉や明らかな表情しか把握できません)をとことんフィードバックすることでコントロールしてきたのではないかと。
誰もがそういう側面を持っていると思いますが、定型者なら「共感」によって無意識にできるフィードバックを、私の場合はひとつひとつパターン化してライブラリに収め、状況に応じてライブラリから取り出しているのではないかと。そのおかげか、今はぎりぎりのところで定型社会に収まっているわけですが。
私は、アスペルガーの識者の方から「いい笑顔をしている。アスペルガーには珍しい。」と言われたことがあります。これは決して自慢ではなく、フィードバックによって作り出した最も典型的なものだろうと思っています。常に頭をフル回転させて制御している状態かと。電気の世界で言えば、高NFB回路。
さらに、私は相手の人とどういう距離感で接したいのか自分でつかめないのではないかと。決して近すぎるとか遠いといった単純なものでないですが、定型者の「関係に応じた距離感」が出来ず、それが定型者に違和感を抱かせるのだろうと。

今回の講習は、他にも発達障害にまつわると思われることがいくつもあります。

講習中はあまり時間がないので、自分にしかわからないようなメモしか書けなくてすみません。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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