いよいよ自転車シーズンイン!

今日は、メインテーマ(アスペルガー関連)をお休みして、趣味の話を。
自転車ロードレースは、春から秋がシーズンである。オフロード系(「シクロクロス」と呼ばれる競技)を除き、冬はシーズンオフ。
シーズン中は、平日の早朝(出勤前)に走っている人が結構いる。私が住んでいる地域は山に近く、早朝の山で何人もの知り合いとすれ違う。(山といっても、舗装路を走っています)
しかし、年末から2月までの厳冬期は、夜明け前になる上、路面凍結のため、早朝は山を走れない。毎年、気温が上がり始める2月20日頃から再開となる。私にとっては、ひとつ歳を取ると「そろそろ春かな」。
ということで、つい先日から山への早朝練習(サイクリング)を再開した。仲間たちもほぼ同時、早速山ですれ違った。この時期は、往きは夜景、帰りは夜明けの景色が楽しめる。
平日の仕事前に、街中から離れた、早朝の静かな山の景色や空気に浸れるのは、もしかしたら最高のぜいたくかもしれない。
山への早朝練習のシーズン、春、夏を越えて秋まで続きます。

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私のアスペルガー特性について-「共感性の欠如」

今回は、私のアスペルガー特性について考察してみた。
私は、カテゴリの「自己紹介」のとおり、絵と作文(特に読書感想文)が苦手、理科系は好き。
文学作品などの「活字の奥にあるもの」をイメージできないから、感想を書くことが出来ないのであろう。ここに、私のアスペルガー特性がはっきり表れている。
友人に、「こんなところにアスペルガーについて書いてあったよ」って教えてもらった。
「共感」という言葉。
最後に、「稀に共感性の欠如した人がいるが、アスペルガー症候群の代表的な特徴とされる。」と書かれている。
さらに、「通常は、人間に本能的に備わっているものであり」とある。
「活字の奥にあるもの」をイメージするには、言うまでもなく「共感」が必要。自分の特性は、まさにこれだ。
このようにも書かれていた。「友人になったきっかけは、『何となく』であることが多いが、『何となく』の本性は、共感性である。」
確かに、今まで「何となく」友人となった人はいない気がする。

今になって、「共感性の欠如」という特性がわかった。小学校の国語のレベルにも達していないかもしれない。
私がブログを書き続けることに問題ない。しかし、相手に「共感」できない私が、ブログでコミュニケーションを図ることは無理なのかもしれない。ここには「活字」しかないのだから。
また、そんな者が、定型者との橋渡し役として、仲間をつくり、社会へ向かおうとしていたとは、、、
自分が進む方向、自分の位置付けに迷っています。

*コメントいただけるようでしたら、手厳しい意見や今後につながるアドバイスを期待しています。

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オフ会報告

先日、ブログで知り合った仲間(発達障害を持つ人)とお会いしました。朝早くから出かけて、帰ってきたのは夜遅く。まる1日、あちこち歩きながら、ほんと、よくおしゃべりしました。
経験してきたさまざまなことや今のこと、ちょっとしたしぐさのことや歩きながら感じたことなど、ほんといろいろ。社交辞令は一切なし、好きなものは好き、嫌なものは嫌。
「こんなに違うんだ」ということがほとんど。でも、その奥に見え隠れする「正直さ」は共通している。正直ゆえ、まわりから言われなき攻撃を受けてきたことも。
そして、お互い「発達障害のことを社会に伝えていきたい」という強い想いを確認しました。

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ちょっと長いけど、私のプロフィールです。

1. 小さい頃から今まで(生育歴)
絵と作文が大の苦手、メカ大好き。
童話や小説を読むのは嫌い、科学系の雑誌は大好きだった。
小学生のとき、友人の「ラジオの工作」の話に興味を持ち、それ以来すっかり「ラジオ少年」に。
手先は、その頃から器用な方だったようである。

言葉が遅れるほどではなかったと思うが、「しゃべるより手が出る」方だったらしい。
体育は苦手、特に球技はダメ。
未だ理由はわからないが、やはりいじめは長い間続いた。でも、「ひどいいじめ」というより、親を含めすべての人に「あんたがおかしい」と言われ続けたことがつらかったかな。
思ったままを表現すると、必ずバカにされ、からかわれたようである。

ひとりで遊んでいることも多かったが(親にはそれをよく叱られた)、友人と一緒に遊ぶことよくあった。許容してくれる友人がいたのだろう。女の子たちの遊びに入れてもらっていたときも楽しかった。

中学校以降は、部活などグループでの活動に夢中になり、友人関係もクラスの仲間よりクラブなどのメンバーに移行した。高校以降は学校外のグループでの活動も多くなった。ここで学んだものは大きい。
その傾向は今も同じ。テーマのある活動では、自分の考えを出したり他人の考えを共有したりできる。でも、友人と「ただ一緒にいる」ときには、何を話していいかわからない。今も職場の仲間と飲みに行くことはほとんどない。

2. 私と発達障害
私の場合、不登校(当時は登校拒否)の経験はない。仕事も、たまに当日休みを取ることはあるが、有給休暇が足りなくなるほど休みを取ることはない。
学校に関しては、「無理矢理」だったのかもしれないが、顕著な二次障害で社会生活に支障が出るほどのことは、今のところ経験していない。あるとすれば、発熱、便秘/下痢がそうだろうか。
よって、インターネットが普及してからも、自分で発達障害(アスペルガー症候群)に気付くことはなかった。
心理学に長けた友人から「アスペルガー症候群の疑い」との「告知」を受けたのが、2008年3月。
友人は、資料まで用意した上で説明してくれた。それまで、その言葉すら知らなかった。でも、何の疑問もなくそれを受け入れた。自分ではすべてわかっていた。ただ、言い表す言葉がなかっただけ。
しかし、その友人がいなければ、未だ気付いていなかったであろう。
WAIS-R 検査の結果、「言語性>動作性 の『有意な差』が見られる」とのことであった。
2008年11月 当ブログ「風を感じて」開始。

3. 自己紹介
生まれ/育ち/在住:関西
仕事:会社員(技術系)
趣味・興味:
・自転車(関西圏のレーシングチームに所属。ソロツーリング、チームの仲間と走る、たまにヒルクライムレースに出る)
・山歩き
・電気工作(オーディオ機器の自作など)
・アマチュア無線(こちらの機器の自作もします。第1級アマチュア無線技士)
・演劇の音響スタッフ
・ボディワーク(フェルデンクライス・メソッド プラクティショナー(2011年1月 指導者養成コース(京都)修了)/"Bones for Life" ティーチャー(2010年5月 養成プログラム修了)

この記事は、「自己紹介」カテゴリに置きました。時々手直ししていきます。
もし、疑問やアドバイスがありましたら、コメントいただけると幸いです。

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週末は、リアルな出会いを楽しんできました。

この週末、発達障害の当事者と直接お会いすることが出来ました。土曜はグループで、日曜は一人の方と。
いっぱいおしゃべりし、いろんなことを感じました。
いろいろ書きたいことがあるけど、2日続きで疲れているので、少し時間をかけてアップします。今しばらくお待ちください。
また、より読みやすいブログを目指し、"プチ"リニューアルを計画中。プロフィールの充実や日記のカテゴリ分けを予定しています。こちらもお楽しみに。

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演劇との関わり

先日、知り合いが出演するとのことで、お芝居を観に行った。出演者が50人を超える大きなお芝居。
商業演劇でなく、市が後援する、オーディションで選ばれた市民が大半を占めるお芝居。
よかった。涙ボロボロだった。もちろんすばらしいお芝居であったが、「涙ボロボロ」にはちょっと別の理由もある。
10年以上前であるが、自分の市にも市民参加型の演劇があった。同じく役者だけで50人を超えていた。たまたま古い知り合いに誘われて、私も稽古に出ることになった。
私も含めほとんどが素人。それはそれは大変である。でも、荒削りながらも感動を呼ぶお芝居に仕上がるものである。つい、そのときのことを思い出してしまった。
私が今こうしていられるのは、ここでの出会いや関わりを抜きには考えられない。アスペルガーをまったく知らない頃。私にとって最も苦手とする分野であり、まわりはさぞかし「変なやつ」と思っていたことだろう。
でも、それ以来、あちこちの小さい劇団に呼ばれて音響効果スタッフをしている(あ、間違っても役者は出来ません)。今も、そのときの演出家から「次のお芝居を一緒にやらないか」と声がかかっている。忙しいが、結構楽しんでいる。
いろんなことが、今の自分につながっている。

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出来ない仕事・・・

今の仕事の中で、どうしても出来ないことがある。具体的な業務内容は書けないので、わかりにくい表現になるけど、、、
「何となく先輩のまねをしていればいい」が苦手。疑り深いというか、、、
全部ではないけど、自分で納得できたこと以外は受け入れられないのです。
あ、「明確な指示が必要」ということではないです。理由や原理が見えれば、「技を盗んで覚える」は結構得意です。でも、説明のつかないものについては、たとえ上司や先輩から言われても納得しません。
アスペルガーの特性と関係あるのだろうか、単に「頑固でわからず屋」だけなのか、、、
これ、やはり仕事の上でかなりの支障になります。「みんなが出来る仕事が出来ない奴」になるわけなので。
今は、きっちり説明の付く(最後まで見届ける)必要がある業務内容を任されているので、何とかやっています。それはそれで、他の人には苦手なようです。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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