みなさんに助けられて1周年-これからも発信していきます。

このブログを開設して1年になりました。
本を読んでも「発達障害=○○が出来ない」という情報しかなく、「自ら発信していこう」と思って始めたのが1年前。
記事の数は100あまり。文章が苦手な私にしては、我ながらよく書いたと思います。
アクセス数も7000に届こうとしています。1日あたり約20アクセス。決して大きい数字ではありませんが、私にとってはとても大切な訪問者です。
そして何より、約300件のコメント(私の返信除く)は、何にも代えがたい私の宝物です。「遠慮なく話せる場」を目指したコメント欄、いくらかでもその特色を出せたのではと思っています。その中で、たくさんの人に出会い、いろんなことを学びました。
また、このブログは趣味のことなどがごちゃ混ぜですが、それにより、それぞれの分野の方から他の分野の記事にコメントいただけたことが、何よりうれしいです。
この1年は、私にとって多様な発達障害の世界を知る1年でした。本に書かれていないことをたくさん知りました。新たな発見もあれば、「やはりそうだ」と納得することもありました。
そして、下記引用文のとおり、「発達障害=○○が出来ない」だけではないと確信する1年でもありました。

「人類の進化を考えた時に、不要なものは淘汰されるのが常識です。しかし、淘汰されなかった発達障害は、人類にとって何か意味があるものだと思うのです。」(「発達障害とは何なのか~太古の昔からのDNAとして考える」 kyotoさん)
*この記事が、このブログを書き始めるきっかけになりました。

「人類の未来を救うのは、発達障害だと本当に思っています。」(「発達障害の指針でありたい」 kyotoさん)

「次の段階として、"こんな特別な能力を持っている。これをうまく活用すれば、すばらしいことができる"という情報を発信していくのです。」(「カメなら水中を行け!」 しーたさん)


次の1年は、「新しい発達障害観」の発信にも力を入れていきたいと考えています。
記事の更新は、今まで以上にゆっくりになると思いますが、少しずつ進めていきますので、今後ともよろしくお願いします。

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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

もしかして強気に見える?

今回の連続記事をはじめ、今までの私の日記から、もしかして私は、「強気なやつ」と見られているのだろうか。
確かに不登校もなく(当時「不登校」なんて言葉はなかったが)、仕事も何とか続いている。
しかし、「生きにくさ」はあらゆる場面で感じている。昔も今も、仕事でも趣味などの集まりでも。
「対人モード」なんて考えたことなかったが、もしかしたら私は常に「対人モード」なのかもしれない。それが、私にとっての「生き抜くための術」か。それがこのブログにまで出てしまったかも。
私は、目の前のストレスには対処する力を身に付けているのかもしれない。「対人モード」などの「厚化粧」を駆使して。
でも、もし「厚化粧」のまま走り続けているとすれば、息切れして、いつか走れなくなってしまうだろう。
今一度、「自分を知る」に立ち戻る必要があるのかもしれない。アスペルガーに気付いた今、自分の「厚化粧」や「弱い部分」を知り、認めることは可能なのだから。

ということで、今日は連続記事をお休みしました。

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人とつながること、思いを馳せること

相手のことを理解するには、共通する体験を持っていればわかりやすい。もちろん、「他人のことをすべて理解することなどできない」という前提で。
しかし、ない場合は、その人に思いを馳(は)せることになるであろう。
書くまでもなく当たり前のことであるが、これは人とつながる、身近かつ永遠のテーマかもしれない。
どんなに思いを馳せても、体験にはならない、でも、思いを馳せて、それでも届かないもの(違い)があるとわかれば、人とつながっていけるはず。
そこには、「定型者とは通じない」「発達障害者同士だから通じる」という固定的な構図は存在しない。自分が体験していることは誰とも違うのだから。
私は人が好き。改めて、「思いを馳せる」ことを大切にしていこうと思う。

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出発準備の1年

2008年は、私にとってはアスペルガー元年。
3月に、友人から「アスペルガーの疑い」の告知?を受け、初めてその言葉を知った。
今までの謎が解けたものの、同時にまわりの人にどれほど「生きづらさ」や「厚化粧の日常」が通じていないかもわかった。
ブロとも・うららさん言葉を借りると、「『どこが、障害なん。普通やん』と、言われて、いざ深入りすると、『なんか、ちょっと変』と思われて、つまはじきにされてしまいます。」
アスペルガー当事者100人中100人が、同じ思いではないだろうか。
でも、ブログを通じて多くの仲間が出来たのは、予想外のうれしいこと。アスペルガーの「多様性」と「同じ思い」に出会えたのは、自分にとってものすごく大きい。
ありがとう、そしてこれからもよろしくです。

2008年は、「出発のための準備の年」。
2009年は、「出発の年」になるのだろうか。いや、必ず「出発の年」にしたい。

記事のアップ、何とか2008年に間に合った、、、

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改めて、ブログを書き始めた意味を考える

数日前から、友人にこのブログを紹介し始めた。「見たよ」ってメールもいただいている。
そこで改めて、自分がこのブログを書き始めた意味を考えてみた。
私には、今のところ顕著な二次障害は見られない。恐らく、ADHDやLDなどもなさそう。
自分でも未だ「ほんとにアスペルガーなのか」って思うこともある。
でも、学校へ通っているときはもちろん、今もまわりから「理由のない抑圧」を受け続けているのは確か。「変だ」「そんな考えするのはお前だけ」って。
あるところで、「個性ととらえることの功罪」という言葉を聞いた。「個性」と言いながら、裏では「変=おかしい」と思われている。
結局、「いかに変に思われないようにするか」ばかり気にして生きてきた。(決して、「人と同じように」ではない。ぎりぎり許容範囲に入ることしかできないから。)
ただ、そのことすら今まで自覚がなかった。自分の皮膚感覚や聴覚が過敏であったとしても、自分にとっては「普通」であるように。
気付いた今、もう「厚化粧」せずに生きていきたい。みんなに知ってほしい、普通でないことは必ずしも努力不足ではないことを。
二次障害のある/なしにかかわらず、「いわれなき抑圧」を感じるのは同じ。本当の意味での「個性」と呼ばれるよう、発信を続けていきます。
ブログを書き始めた意味はこれだけではありませんが、一番の思いを書いてみました。

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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