記事の更新が遅れています

ここ数ヶ月、記事の更新がゆっくりになっています。いつも訪問いただくみなさまに申し訳なく思っています。
不定期な更新が続きますが、気長く見守っていただけると幸いです。
分野別に、今後の更新予定をまとめてみました。

・ライブレポート、風景(写真中心の記事)
継続して載せていきます。
既に、撮りためたライブ写真がかなりあります。紹介したいアーティストさんもたくさんいます。

・堀川ひとみ
今後も応援記事を載せていきます。
名古屋ライブ案内(2013年12月1日開催)をアップしています。ぜひお越しください。

・フェルデンクライス
教室案内などを随時載せていきます。
大阪市西区で開いている教室は、とても盛況です。ぜひ一度お越しください。

・仕事
下記シリーズの続編を準備中です。
「企業社会と私」シリーズ(2009年12月-2010年2月 カテゴリ:仕事)
職場での「内と外を分けない実証実験」シリーズ(2012年1月 カテゴリ:私のアスペルガー特性)

最近になって、ここに記した職場の状況を解くキーワードが見つかりました。それに関連する記事をひとつ紹介します。
ブログ Deep Green EX より、Fever(2013年10月25日)
Deep Green EX は、ライブレポート記事でよく紹介する A-unEX Midoriさんの、もうひとつのブログです。)
そして今、この本を読んでいます。
ブラック企業完全対策マニュアル (晋遊舎新書 S15)ブラック企業完全対策マニュアル (晋遊舎新書 S15)
(2013/05/27)
古川 琢也

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この本に書かれているのは、長時間残業の強要、賃金未払いの例ですが、冒頭には「『よい会社』で働けているとしても、その会社だってどんなきっかけでブラック化してしまうか誰にもわからない」と記されています。読んでいくと、そのことがよくわかります。意図的なものと限りません。
その「きっかけ」に、先に紹介したMidoriさんの記事が当てはまるのです。
まとまったら、記事にしていきます。

・発達障害
当ブログの主軸である発達障害記事。これは今も変わりません。
このシリーズの続きを計画中です。
発達障害は普通のものか特別なものか(6)-今は失敗が許されない社会?(2012年11月25日)

当ブログの原点は、新しい発達障害観の発信。「発達障害=○○が苦手」という一般論に疑問を持ち、自ら発信し始めたわけです。
仕事記事では、多数派(主に定型発達者)が抱える生きづらさに焦点を当ててきました。それに対し、「発達障害は普通のものか特別なものか」シリーズ(2012年7月~)では、一般的に言われている「発達障害の特性」に焦点を当てています。それらが本当に特性なのか二次的なものかを検証しています。
今後、この検証をさらに進めていきます。
先の「職場の状況を解くキーワード」も、この検証を進めるのに大きく関係すると考えています。現在の発達障害界にも当てはまると見ています。
また、うつ病関連の本に書かれていた「DSM(精神障害の国際診断基準)は、1980年に発表された第3版(DSM-3)で大改革が行われ・・・原因を探るより症状を重視するようになりました」も、検証を進めるバックグラウンドになりそうです。

各分野の記事は、どれも関係しあっています。私の中では同じです。
「かけ橋ブログ」を目指し、これからも更新を続けていきます。

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発達障害は普通のものか特別なものか(6)-今は失敗が許されない社会?

飛び飛び連載「発達障害は普通のものか特別なものか」6回目です。

先日、知人から聞いたことです。
「今の中学・高校の先生が一番困っていることは、生徒が失敗をひどく恐れてしまうこと。」
ちょっとした失敗にも、すぐ落ち込んでしまうとのこと。
その知人は、まず「失敗の勧め」をするそうです。

子どもたちに限ったことではないでしょう。私の職場を見ると一目瞭然です。
いい大人が、失敗を隠すどころか、あとで失敗が見つからないように、あらかじめ文書に残そうとしません。それも、上級職ほどその傾向が強いのです。
子どもたちは、そのあおりを受けてしまっていると考える方が自然でしょう。

近年そうなってきた原因はいろいろ考えられますが(コンピュータ化、マニュアル化によって、結果やそのプロセスに自由度がなくなってきたなど)、今回はそこに深入りしません。
ただし、ここではこの現象を「何か理由があって起こっている」と考えます。
仮説を立ててみます。
失敗しない=そつなくこなす。近年の傾向は、そつなくこなす人が優位に立ちやすいと考えていいでしょう。
そつなくこなすことが得意なのは、おおむね定型発達者。その対極にいるのが発達障害者、特にADHD特性を持った人でしょう。
つまり、定型発達者がこの傾向を利用して優位に立っている、という考え方も出来なくないわけです。
みなさんのまわりにも、これが当てはまりませんか?

さて、私はどうか?
「ラジオ少年」だった私は、電子工作を通して、小さい失敗を繰り返すことで解決力を身に付けていくことを、経験的に学んできました。小さな失敗が大きな事故を防ぐことも。
失敗しないことは、とても危険なのです。
近年の傾向に対し、私ははっきり「おかしい」と言うことが出来ます。

今回はここまでです。結論はありません。あとは、みなさんの考えに委ねたいと思います。
この連載、まだまだいろんな事例の検証が続きます。

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発達障害は普通のものか特別なものか(5)-先天的要因と後天的要因

飛び飛び連載「発達障害は普通のものか特別なものか」5回目です。

前回のテーマ「私たちは生まれながらに自由で平等か?」、ちょっと難しかったでしょうか。
今回も、違った角度から考えてみます。「先天的要因と後天的要因」、私の推論が中心です。

赤ちゃんは、手足を動かし、ハイハイしたり物をつかんだりすることで、後天的にさまざまな体の動かし方を身に付けていきます。
この時期に体を動かすことを奪われると、動きを身に付けられない可能性がある、という想像がつきますね。
遺伝子に組み込まれているのは「自発的に体を動かす」であって、動きそのものは後天的に学習している、と考える方が自然でしょう。

また、まわり(親など)を真似ることで、言葉などを習得していきます。
つまり、ヒトの学習は、「自発的に動く」と「真似る」の両方によって進んでいくと、私は考えています。

ちょっと強引ですが、ここで「自発的に動く」を、自閉/ADHD的なものと仮定してみます。「真似る」を、定型発達者が強く持つといわれている「共感」と仮定します。
すると、発達障害者は「自発的に動く」の方がやや強い、という考えが成り立つかもしれません。
こう考えていくと、一般的に言われている発達障害傾向の多くは、「学んできたものの違い」と言えるかもしれません。
また、発達障害の多様性や、ずば抜けた才能を持つ人がいることも、考えやすくなるのではないでしょうか。「真似る」だけでは、平均レベルまでしか伸びません。

もちろん、発達障害が先天性であることを否定するものではありません。先天性特性ゆえに起こっていることですから。
このように、私は「先天的要因と後天的要因は、分けられるものでなく、深く結び付いたもの」と考えます。みなさんはいかがですか。

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発達障害は普通のものか特別なものか(4)-私たちは生まれながらに自由で平等か?

飛び飛び連載「発達障害は普通のものか特別なものか」4回目です。
今回も、違った角度からこのテーマを考えます。

「人間は生まれながらに自由で平等である」という言葉、学んだことがあるかと思います。ロック、ルソーらの、近代の自然権思想です。
この考えは、フランス人権宣言(1789年)、世界人権宣言(1948年)、そして日本国憲法にも継承されています。
この考えに異議はありません。

さて、私たちはどうでしょう。私たちを取り巻く社会は、「自由で平等」でしょうか。

この視点、連載のテーマを考える上で後々重要になってきます。
一例を挙げます。
発達障害界で、よく「社会適応」という言葉が出てきますが、この言葉は「正しい社会に発達障害者が合わせる」とも取れます。ここで言う「正しい社会」は、「自由で平等な社会」と考えていいでしょう。

「私たちは生まれながらに自由で平等か?」、みなさんはどう考えますか?

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発達障害は普通のものか特別なものか(3)-発達障害者はどのくらいいるか?

飛び飛び連載「発達障害は普通のものか特別なものか」3回目です。
今回はちょっと視点を変えます。「発達障害者はどのくらいいるか?」
ここでの「発達障害者」は、「発達障害の特性を持った人」としましょう。大ざっぱに、「何千人にひとり」か、「何人にひとり」なのか。
「何千人にひとり」だと、特別でなくとも稀な存在。「何人にひとり」だと、職場や学校、地域のどこにでもいることになります。

ブログ等で発信している人や、自助会などに集まる当事者の数は、恐らく「何千人にひとり」でしょう。稀な存在かもしれません。
その多くは、二次障害を起こし、その原因を探っているうちに自身の発達障害に気付いた人たち。顕著な二次障害を持たない人、そして自身の発達障害に気付かないまま日常生活を送っている人は、もっといると考えていいでしょう。

小中学生に関する調査ですが、2002年に文部科学省が行った「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」には、「知的発達に遅れはないものの、学習面や行動面で著しい困難を持っていると担任教師が回答した児童生徒の割合は、6.3%である」とあります。16人にひとりです。

発達障害はひとりひとり異なるものであり、本来数値化出来るのではありませんが、「どこにでもいるのか、稀なのか」は、「普通のものか、特別なものか」を考えるひとつの手がかりになるでしょう。
みなさんはどのように考えますか?

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プロフィール

まさ(climbmasa)

Author:まさ(climbmasa)
40歳を過ぎて、人とちょっとだけ違う自分に気付きました。ここでは、自分が感じたことを、そのまま表現していきます。
広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の当事者です。「人並み」ができず、いろんな場面で苦戦していますが、多くの人に助けられながら生きています。
このブログを通じて、少しでも多くの人に発達障害のことを知ってもらえればと思います。
「自己紹介」カテゴリに、私のプロフィールを置いています。

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