風を感じて
いろんな風を感じて生きています。
【お友達ブログ紹介】「雨の日は本を広げて」
発達障害のとらえ方が私と非常に近い方のブログを紹介します。
発達障害者と定型発達者をつなぐ「かけ橋」の役割をはっきり認識されている方です。
「雨の日は本を広げて」(フロびぃさん)
出会いは、当ブログのこの記事にコメントをいただいたことから。
「かけ橋シリーズまとめ(第5話)」(2011年1月11日)
この記事にいただいたコメントの通り、発達障害を「片方が健常で片方が障害」ととらえることに疑問を感じ、それを自ら検証すべく、さまざまな分野の本を読んで、考えをまとめておられます。
現在紹介されている本は51冊。最初は発達障害がテーマの本が多いですが、だんだん各分野に広がっています。
いくつか紹介します。
「多数者と少数者の架け橋になる」(色弱が世界を変える カラーユニバーサルデザイン最前線 伊賀公一)(2011年8月25日)
色覚障がいが、障害でなく見え方の違いであることを、この記事で初めて知りました。
「ハイコンテクストな日本語ローコンテクストな英語」(英語の頭に変わる勉強法 竹岡広信)(2011年1月31日)
フロびぃさんは、この本から「同じコミュニケーション障害といっても、英語圏では『うまく表現できないことが障害』、日本では『うまく状況を読めないことが障害』という差異が、もしかしたらあるのではないか。」と推察しています。
「つながりたい自己」(「痴呆老人」は何を見ているか 大井 玄)(2011年2月18日)
長文ですが、とても興味深いです。上の記事とも関連しています。
「日米の文化比較として、アメリカ人は、認知症になることを怖れる理由として圧倒的に「自己の自立性が失われること」をあげていると述べられていることでした。日本のアンケートでは「家族や周囲の人に迷惑をかける」というのが圧倒的に多数だということでした」から始まります。
発達障害に関する本の紹介では、発達障害が本人の問題でなく、まわりの問題であることを明らかにしています。
「時代文化的要因-広汎性発達障害と適応障害」(時代が締め出すこころ 精神科外来から見えること 青木省三)(2011年12月12日)
「適応障害を生じること=発達障害 ではないということ。今の日本の発達障害を取り巻く状況では、この誤解が一人歩きして新たな誤解や偏見につながる懸念さえあると感じています。」
40冊目を越えてからは、フェルデンクライスが登場します。そして脳科学。
「カラダと向き合う時間を楽しむフェルデンクライス」(フェルデンクライスの脳と体のエクササイズ マーク・リース/デヴィット・ゼメック・バースン/キャシー・バースン(アメリカ)、かさみ康子 訳)(2012年1月4日)
「体による学習のすべては、感覚と筋肉と脳との情報交換のプロセスで発生するもので、脳は、不要な動きを減らすように調整し、効率的なパターンを学習するのだそうです。」
「脳科学から理解するこどもの定型発達と、そして発達障害」(「ことばでつまづく子どもたち 話す・読む・書くの脳科学」竹下研三)(2012年2月3日)
「定型発達というのは、先天性の障害を持たずに生まれてきただけでは達成できないことなのだということです。・・・定型でない発達の子どもたちも、発達しようとする力を持っているわけですから。いろんな発達のしかたの子どもたちがあり、それらはすべて環境からの働きかけに支えられているのだといえます。」
「<番外編>脳科学から見たことばの獲得と、自閉症スペクトラム」(2012年2月4日)
「対人交流や社会性のつたなさなどの自閉症らしい『特性』が、そのまま最初から脳にあるのではないということです。」
そして50冊目。発達障害のとらえ方を再検証した結果が、この記事に集約されています。
「脳の新しい常識が私たちの人生観を変えてしまう」(「よみがえる脳 脳は環境の変化に対応し、何歳になっても、絶えず変わり続ける」生田 哲)(2012年2月8日)
「そして、発達障害の教科書は、大きく書き変わる可能性がある、と、私は思います。」
フロびぃさんは、10冊ごとに自分の考えをまとめておられます。「レビューのレビュー」というタイトルの記事です。
「☆レビューのレビュー(その5)☆一生治らないことにしてしまいたい心理が溝をつくる?」(2012年2月14日)
50冊目を読み終えたあとのこの記事には、フロびぃさんの考えがとても明確に記されています。
いかがでしょうか。ぜひコメントしてみてください。
ページの一番上に、「記事一覧」があります。上記以外にも、興味を引く記事がたくさんあります。開けてみてくださいね。
フロびぃさんは、別途日常生活を記したブログも持っておられます。
「晴れの日は、えっちらおっちら」
フェルデンクライス独習記はこちら。
「フェルデンクライスとの出会い」(2011年10月15日)
(連載になっています。前後の記事もどうぞ。)
フロびぃさんの「かけ橋」の姿勢を明確に記した記事はこちら。
「私と家族と発達障害の関係(4)」(2011年2月14日)
(4連載の最終章です。前の3記事もあわせてどうぞ。)
「発達障害者と定型発達者」だけでなく、いろんな違いを持った人のかけ橋になろうという姿勢は、私と同じです。
共に発信していきたいと考えています。
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「雨の日は本を広げて」(フロびぃさん)
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「かけ橋シリーズまとめ(第5話)」(2011年1月11日)
この記事にいただいたコメントの通り、発達障害を「片方が健常で片方が障害」ととらえることに疑問を感じ、それを自ら検証すべく、さまざまな分野の本を読んで、考えをまとめておられます。
現在紹介されている本は51冊。最初は発達障害がテーマの本が多いですが、だんだん各分野に広がっています。
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「多数者と少数者の架け橋になる」(色弱が世界を変える カラーユニバーサルデザイン最前線 伊賀公一)(2011年8月25日)
色覚障がいが、障害でなく見え方の違いであることを、この記事で初めて知りました。
「ハイコンテクストな日本語ローコンテクストな英語」(英語の頭に変わる勉強法 竹岡広信)(2011年1月31日)
フロびぃさんは、この本から「同じコミュニケーション障害といっても、英語圏では『うまく表現できないことが障害』、日本では『うまく状況を読めないことが障害』という差異が、もしかしたらあるのではないか。」と推察しています。
「つながりたい自己」(「痴呆老人」は何を見ているか 大井 玄)(2011年2月18日)
長文ですが、とても興味深いです。上の記事とも関連しています。
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「定型発達というのは、先天性の障害を持たずに生まれてきただけでは達成できないことなのだということです。・・・定型でない発達の子どもたちも、発達しようとする力を持っているわけですから。いろんな発達のしかたの子どもたちがあり、それらはすべて環境からの働きかけに支えられているのだといえます。」
「<番外編>脳科学から見たことばの獲得と、自閉症スペクトラム」(2012年2月4日)
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そして50冊目。発達障害のとらえ方を再検証した結果が、この記事に集約されています。
「脳の新しい常識が私たちの人生観を変えてしまう」(「よみがえる脳 脳は環境の変化に対応し、何歳になっても、絶えず変わり続ける」生田 哲)(2012年2月8日)
「そして、発達障害の教科書は、大きく書き変わる可能性がある、と、私は思います。」
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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体
しーたさんの「発達障害 工夫しだい支援しだい」を読みました
超人気ブロガー・しーたさんの「発達障害 工夫しだい支援しだい:私の凸凹生活研究レポート2」の紹介です。

しーたさんの本は、「アスペルガー症候群だっていいじゃない」(2010年9月発売)に続く2冊目。10月25日に発売されたばかりです。
1冊目の紹介記事はこちら。しーたさんの「アスペルガー症候群だっていいじゃない」を読みました(2010年10月1日)
ブログ記事と同じく、四コマ漫画が先にあって、あとに文章が続きます。
読みやすい文章ですが、漫画がさらにそのハードルを下げています。この本の最も優れているところでしょう。まずは、漫画で大いに笑い、驚いてみてください。
最初から順に読んでいくもよし、先に漫画を見て「読みたい!」と思ったところから読んでいくのもありだと思います。
でも、読みやすいだけではありません。読み進めると、そのときしーたさんがどう考え、行動したかが緻密に記されていることに気付きます。丁寧な「研究レポート」なのです。
また、「30歳を過ぎてから○○に気付いた」といった言葉が随所に出てきます。しーたさんは、私たちと同じ進化の途中にいるわけです。
等身大のしーたさんが記されたこの本から、私たちは、「真似る」のでなく「学ぶ」ことが出来ます。ぜひ、手に取ってみてください。

大阪・梅田の書店には、教育関連のコーナーに平積みされていました。
1冊目「アスペルガー症候群だっていいじゃない」を読まれていない方は、併せてどうぞ。
進化し続けるしーたさん、次の展開が楽しみです。
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最初から順に読んでいくもよし、先に漫画を見て「読みたい!」と思ったところから読んでいくのもありだと思います。
でも、読みやすいだけではありません。読み進めると、そのときしーたさんがどう考え、行動したかが緻密に記されていることに気付きます。丁寧な「研究レポート」なのです。
また、「30歳を過ぎてから○○に気付いた」といった言葉が随所に出てきます。しーたさんは、私たちと同じ進化の途中にいるわけです。
等身大のしーたさんが記されたこの本から、私たちは、「真似る」のでなく「学ぶ」ことが出来ます。ぜひ、手に取ってみてください。

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大学生が書くブログ「ADHDと私 発達障害で幸せになる」を紹介します
前回に引き続き、現役の大学生が書くブログを紹介します。
みささん 「ADHDと私 発達障害で幸せになる」
みささんは大学4年生、理系(生物系)です。つい先日、ADHDが発覚したとのこと。
今年の5月からこのブログを始められていますが、すごい勢いで書き進められています。さすが大学生です。
その上、とてもわかりやすく分類されています。まずは、トップページから「目次」に入ってみてください。実践的で、必要なテーマをすぐに見つけられるのではないでしょうか。
そして、どの記事も「まわりに合わせよう」でなく、「自分を活かそう」という姿勢があふれています。
「発達障害とは? その2~いいこと編1~」(2011年6月2日)では、ADHDのいいところとして、「発想力!ひらめきです>< ・・・私も実はひらめきは得意な方なんです^^」と記されています。
そう、ADHDを持った方の「ひらめき」がなければ、新しいものは何も生まれてこないのではないかと、最近強く感じています。音楽、絵画など芸術の分野は間違いないでしょう。それ以外の分野も、きっとそうでしょう。
みささんは、冒頭で「10人のADHDがいれば10種類のADHDが存在します。」と記されています。どの記事も、一般論でなく、自分が感じたのことを自分の言葉で書かれています。前回紹介した南カオルさんと共通するところです。
私は、10人どころか、100人いれば100種類の発達障害が存在すると考えています。もう、「○○が出来ない」といった発達障害の一般論はいりません。ひとりひとりの生き様が必要なのです。
こういうブログがどんどん登場すれば、発達障害者だけでなく、すべての人が自分の力を発揮できる、生きやすい社会に変わっていくと確信します。
みささんは絵も描きます。記事のあちこちに登場するイラストがかわいいです。
それと、私と同じく、しーたさんの「アスペルガー症候群だっていいじゃない」を推薦されています。うれしいです。
みささんを応援します! 更新はかなり頻繁です。ぜひ毎日観に行ってあげてください!
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みささん 「ADHDと私 発達障害で幸せになる」
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今年の5月からこのブログを始められていますが、すごい勢いで書き進められています。さすが大学生です。
その上、とてもわかりやすく分類されています。まずは、トップページから「目次」に入ってみてください。実践的で、必要なテーマをすぐに見つけられるのではないでしょうか。
そして、どの記事も「まわりに合わせよう」でなく、「自分を活かそう」という姿勢があふれています。
「発達障害とは? その2~いいこと編1~」(2011年6月2日)では、ADHDのいいところとして、「発想力!ひらめきです>< ・・・私も実はひらめきは得意な方なんです^^」と記されています。
そう、ADHDを持った方の「ひらめき」がなければ、新しいものは何も生まれてこないのではないかと、最近強く感じています。音楽、絵画など芸術の分野は間違いないでしょう。それ以外の分野も、きっとそうでしょう。
みささんは、冒頭で「10人のADHDがいれば10種類のADHDが存在します。」と記されています。どの記事も、一般論でなく、自分が感じたのことを自分の言葉で書かれています。前回紹介した南カオルさんと共通するところです。
私は、10人どころか、100人いれば100種類の発達障害が存在すると考えています。もう、「○○が出来ない」といった発達障害の一般論はいりません。ひとりひとりの生き様が必要なのです。
こういうブログがどんどん登場すれば、発達障害者だけでなく、すべての人が自分の力を発揮できる、生きやすい社会に変わっていくと確信します。
みささんは絵も描きます。記事のあちこちに登場するイラストがかわいいです。
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発達障害ボイスブログを発信する南カオルさんの紹介です
発達障害当事者が発信する、映像と音声のブログを紹介します。
南カオルさん 「Little bell」
各記事に You Tube 映像が埋め込まれています。そう、カオルさん本人がしゃべるブログなのです。これはすごいです!
映像は、静止画+テロップが中心ですが、カオルさん本人の映像もあります。とってもすてきな人です。
特筆すべきは、mid night さんとの対談です。ぜひ観てください。
「アスペっ子同士で対談☆アスペルガーの定義」(2011年7月6日)
ゲストの mid night さんの「(アスペルガー特性を)積極的に自分に生かしていく」といった主張が、ずっと私が考えてきたことと重なりました。こういった話が音声と映像で発信されるのは、ほんとうれしいです。
「アスペっ子同士で対談☆パート2&コメ返」(2011年7月28日)
こちらでは、上記の主張がさらに具体的に展開していきます。「自閉=表現者である」という言葉に強く賛同します!
そして、コメントの返信も次の記事(映像)でしゃべって返信なのです。私が書いたコメントの返信も記事になっています。
「ボイスブログ☆コメ返&アスペ本出版応援求ム!」(2011年7月24日)
DJにお便りを読んでもらっている気分になります。
さらに、上記「アスペっ子同士で対談☆パート2&コメ返」の後半は、何と「コメント返信☆まささんへ」なのです! カオルさん本人の映像に感動!
「メイク備忘録動画&お詫び&コメ返」(2011年7月30日)にも、コメ返をいただきました。ありがとう!
南カオルさんを知ったきっかけは、当ブログのカテゴリにもある、菊池栞さんの公式ブログ「しおしおしおりん☆゛」から。カオルさんも、しおりんを強力に応援しています。
南カオルさんは、文字ブログも書いておられます。
「La campanella」
どの記事からも、「まじめさ」がカオルさんの強みであることが伝わってきます。
だんだん、発達障害者の「人と違う能力」を発信する人が増えてきました。ひとりひとり違う方法で。
その多くが若い方です。カオルさんは学生さんです。
若い力が社会を変えていくと確信しました。応援します! 一緒に社会を動かしていきましょう!
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(追記は、カオルさんへのメッセージです。みなさんも読んでね。)
南カオルさん 「Little bell」
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特筆すべきは、mid night さんとの対談です。ぜひ観てください。
「アスペっ子同士で対談☆アスペルガーの定義」(2011年7月6日)
ゲストの mid night さんの「(アスペルガー特性を)積極的に自分に生かしていく」といった主張が、ずっと私が考えてきたことと重なりました。こういった話が音声と映像で発信されるのは、ほんとうれしいです。
「アスペっ子同士で対談☆パート2&コメ返」(2011年7月28日)
こちらでは、上記の主張がさらに具体的に展開していきます。「自閉=表現者である」という言葉に強く賛同します!
そして、コメントの返信も次の記事(映像)でしゃべって返信なのです。私が書いたコメントの返信も記事になっています。
「ボイスブログ☆コメ返&アスペ本出版応援求ム!」(2011年7月24日)
DJにお便りを読んでもらっている気分になります。
さらに、上記「アスペっ子同士で対談☆パート2&コメ返」の後半は、何と「コメント返信☆まささんへ」なのです! カオルさん本人の映像に感動!
「メイク備忘録動画&お詫び&コメ返」(2011年7月30日)にも、コメ返をいただきました。ありがとう!
南カオルさんを知ったきっかけは、当ブログのカテゴリにもある、菊池栞さんの公式ブログ「しおしおしおりん☆゛」から。カオルさんも、しおりんを強力に応援しています。
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だんだん、発達障害者の「人と違う能力」を発信する人が増えてきました。ひとりひとり違う方法で。
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絢未さんの「親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います」を読みました
ブログ「にじいろ家族の小さな幸せ」でおなじみの絢未さんが、この3月に出版された本「親子アスペルガー ちょっと脳のタイプが違います」を紹介します。
ちょっと幅広のサイズです。

絢未さん自身の幼少期のことが書かれたプロローグから始まり、続く6つの章は、おおむね2人のお子さんの成長に沿ってまとめられています。これらの章にも、絢未さん自身のことが随所に出てきます。
話はとても具体的です。子どもたちやまわりの人たちとのやり取りが忠実に描かれています。これは、私が紹介してきた、しーたさん、じゅんねごさんの本とも共通します。強いて言えば、しーたさん、じゅんねごさんの本が、理系らしい正確な「実験レポート」だとすると、絢未さんの本には、「正しい」とか「間違っている」を超越した「実録」という言葉が当てはまるでしょう。
話の中で、絢未さんがお子さんを前にして激しく怒る場面が何度か出てきます。読んでいる方がひやひやします。しかし、そこから子どもたちは確かなものをつかみ、絢未さんも学んでいきます。ごまかしでなく、子どもたちと真剣に向き合ってきた結果そのものです。
もちろん、怒る場面は一部分です。子どもの頃ごまかしが大っ嫌いだった絢未さんと、同じくまじめに考えることに長けた子どもたちです。時には科学的に、理論立った話を真剣に語る絢未さんと、それに納得し、成長する子どもたちの姿は、もはや「人並み」ではありません。真のやさしさ、自立心を身に付けていく子どもたちを見ると、人並みになることがどれほどつまらないものかに気付かされます。
この本、決して軽い内容ではありませんが、読みやすいのです。私は吸い込まれるように一気に読んでしまいました。
それは、話が具体的であると同時に、「その瞬間、絢未さん自身が何を考え、行動してきたか」という、絢未さんの「ぶれない軸」が貫かれているからでしょう。そして、絢未さんがぶれないから、子どもたちも確かに成長していくのでしょう。
本の中に、絢未さんが子どもたちに書いて手渡している、絵入りのノートの写真があります。絵がとってもかわいいです。文字もていねいに書かれています。
また、指やイラストの九九、補助付きの箸や鉛筆など、いろんなものが紹介されています。これらは、発達障害児に限らず、役立つケースがあることでしょう。
この本、発達障害児を持つ親御さんだけでなく、すべての人に強くおすすめします。必ず新しい発見があります。
絢未さん、すばらしい本をありがとう! 「サメのえさ」「予防接種」の話、すてきです。
サインくださいね~
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話の中で、絢未さんがお子さんを前にして激しく怒る場面が何度か出てきます。読んでいる方がひやひやします。しかし、そこから子どもたちは確かなものをつかみ、絢未さんも学んでいきます。ごまかしでなく、子どもたちと真剣に向き合ってきた結果そのものです。
もちろん、怒る場面は一部分です。子どもの頃ごまかしが大っ嫌いだった絢未さんと、同じくまじめに考えることに長けた子どもたちです。時には科学的に、理論立った話を真剣に語る絢未さんと、それに納得し、成長する子どもたちの姿は、もはや「人並み」ではありません。真のやさしさ、自立心を身に付けていく子どもたちを見ると、人並みになることがどれほどつまらないものかに気付かされます。
この本、決して軽い内容ではありませんが、読みやすいのです。私は吸い込まれるように一気に読んでしまいました。
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絢未さん、すばらしい本をありがとう! 「サメのえさ」「予防接種」の話、すてきです。
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![]() | 親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います (2011/03) 兼田 絢未 商品詳細を見る |
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